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やっこ-どうふ [4] 【奴豆腐】🔗🔉

やっこ-どうふ [4] 【奴豆腐】 四角に切った豆腐。また,冷奴のこと。やっこ。 〔その形が奴の着物の方形の紋に似ることからいう〕

やっこ-はいかい [4] 【奴俳諧】🔗🔉

やっこ-はいかい [4] 【奴俳諧】 江戸初期,江戸で流行した奴(男伊達)の詞を用いてよんだ俳諧。寛文七年刊「清十郎追善奴俳諧」(可徳編,定興判)などが知られる。

やっこ-ひげ [3] 【奴髭】🔗🔉

やっこ-ひげ [3] 【奴髭】 奴などの生やした,鎌(カマ)形にはねあげた口ひげ。かまひげ。

やっこ-もとゆい ―ユヒ [4] 【奴元結】🔗🔉

やっこ-もとゆい ―ユヒ [4] 【奴元結】 白くて太い元結。粋(イキ)好みの芸者などが根掛にも用いた。

や-つ-こ [0] 【奴・臣】🔗🔉

や-つ-こ [0] 【奴・臣】 〔「家(ヤ)つ子」の意〕 ■一■ (名) (1)古代の賤民のうち,もっとも下級の奴隷。また,身分の卑しい者。「住吉の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田刈る/万葉 1275」 (2)家来。下僕。「其の家に一人の―あり/今昔 2」 (3)ある物事に執着して心身の自由を奪われることをたとえていう。とりこ。「ますらをの聡き心も今はなし恋の―に我(アレ)は死ぬべし/万葉 2907」 (4)人や物をののしっていう語。やつ。「面忘れだにもえすやと手(タ)握りて打てども懲りず恋といふ―/万葉 2574」 ■二■ (代) 一人称。自分をへりくだっていう語。やつがれ。「対へて曰さく,―は是国神なり/日本書紀(神武訓)」

やつこ-の-つかさ 【官奴司】🔗🔉

やつこ-の-つかさ 【官奴司】 律令制で,宮内省に属して官戸・公奴婢(クヌヒ)の管理をつかさどった官司。808年主殿寮に合併。

やつこ-らま 【臣・奴・僕】🔗🔉

やつこ-らま 【臣・奴・僕】 〔「ら」「ま」はともに接尾語〕 主君に仕える人。下僕。「市辺の天皇が御足末(ミアナスエ)―/播磨風土記」

やっこ・い [3] 【柔い】 (形)🔗🔉

やっこ・い [3] 【柔い】 (形) 「やわらかい」に同じ。「生の―・いのをいま一皿くれんか/安愚楽鍋(魯文)」「『どうやらきつさうだね』『なには,―・い事いし』/洒落本・真女意題」

大辞林 ページ 155905