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やっこどうじょうじ ヤツコダウジヤウジ 【奴道成寺】🔗🔉

やっこどうじょうじ ヤツコダウジヤウジ 【奴道成寺】 歌舞伎舞踊の一。長唄・常磐津。本名題「道成寺思恋曲者(コイハクセモノ)」。松本幸二作詞。1829年江戸中村座初演。「娘道成寺」の白拍子を狂言師として男に変えた趣向のもの。

やっこら-さ [1] (副)🔗🔉

やっこら-さ [1] (副) 力を入れるとき,大儀(タイギ)なことを行おうとするときなどに発する語。感動詞的にも用いる。「―と,腰をあげる」

やつ-ざき [0] 【八つ裂き】🔗🔉

やつ-ざき [0] 【八つ裂き】 ずたずたに裂くこと。「―にしてもあきたりないほど憎らしい」

やっさ-もっさ [1][4]🔗🔉

やっさ-もっさ [1][4] ■一■ (副)スル 大勢でごった返すさま。また,大勢で争うさま。「―の大騒ぎ」「―している」 ■二■ (名) 大騒ぎ。もめごと。いざこざ。「出るの,引くのと,―が発(オコ)つて/滑稽本・浮世風呂 2」

やつし [3] 【し・窶し】🔗🔉

やつし [3] 【し・窶し】 (1)身をやつすこと。また,みすぼらしい姿。 (2)「やつしごと(事)」に同じ。 (3)しゃれること。めかすこと。また,その人。「一方(ヒトカタ)ならぬ御―と見たるも/不言不語(紅葉)」 (4)色男。やさ男。「おれがやうな―が出入りしたら/洒落本・空言の河」 (5)江戸で地口(ジグチ)をいう。

やつし-がき [0] 【し書き】🔗🔉

やつし-がき [0] 【し書き】 字画を略したり,くずしたりして書くこと。また,その字。

やつし-がた [0] 【し方】🔗🔉

やつし-がた [0] 【し方】 歌舞伎で,し事を得意とする役者。また,その役柄。

やつし-ごと [5][0] 【し事】🔗🔉

やつし-ごと [5][0] 【し事】 (1)歌舞伎の和事の一種。若殿や大家の若旦那などが,没落したり勘当されたりして卑しい姿となっているさまを演ずるもの。 (2)恋のためにやつれること。また,色恋。「紅葉も風に―/常磐津・戻り駕」

やつし-じ [3] 【し字】🔗🔉

やつし-じ [3] 【し字】 し書きにした字。省略した字。

やっしゃる (助動)🔗🔉

やっしゃる (助動) 〔「やしゃる」の転。近世上方語〕 活用・意味・用法とも助動詞「やしゃる」に同じ。「霜先の銀用心時,気を付けて寝〈やつしやれ〉/浄瑠璃・男作五雁金」

大辞林 ページ 155906