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やつれ [3] 【窶れ】🔗🔉

やつれ [3] 【窶れ】 (1)やつれること。やせおとろえること。「―が見える」「所帯―」 (2)服装などを目立たないものに変えること。「この頃の御―に設け給へる,狩の御装束/源氏(夕顔)」

やつれ-すがた [4] 【窶れ姿】🔗🔉

やつれ-すがた [4] 【窶れ姿】 病気などでやつれた姿。また,服装を地味に,目立たないようにした姿。

やつ・れる [3] 【窶れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 やつ・る🔗🔉

やつ・れる [3] 【窶れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 やつ・る (1)病気や心配事などのために,やせおとろえる。「長のわずらいで―・れる」 (2)おちぶれる。みすぼらしくなる。「かく―・れたるに,あなづらはしきにやと/源氏(明石)」 (3)目立たないようにしている。また,喪服姿になる。「網代車の昔,おぼえて―・れたるにて出で給ふ/源氏(若菜上)」

やつ-わり [0] 【八つ割り】🔗🔉

やつ-わり [0] 【八つ割り】 (1)八つに割ること。八等分すること。 (2)四斗樽(シトダル)の八分の一の容量の樽。五升入る。

や-てい 【野体】🔗🔉

や-てい 【野体】 やぼな風体。やたい。「風俗も―にて出でしに/浮世草子・一代男 5」

や-てい [0] 【野亭】🔗🔉

や-てい [0] 【野亭】 野にある小亭。

やでがわ-いせき ヤデガハセキ 【矢出川遺跡】🔗🔉

やでがわ-いせき ヤデガハセキ 【矢出川遺跡】 長野県南佐久郡南牧村野辺山にある旧石器時代遺跡。細石刃・スクレイパー・ナイフが発見され,日本の細石器文化を確定させた。

や-てん [0] 【夜天】🔗🔉

や-てん [0] 【夜天】 よぞら。夜の空。

やてん-こう ―クワウ [2] 【夜天光】🔗🔉

やてん-こう ―クワウ [2] 【夜天光】 月のない晴れた夜空のうす明かり。100キロメートル前後の高層大気中の酸素原子やナトリウムなどが発光するための現象。昼間でも発光している。星明かり。黄道光・星野光・大気光の三成分からなる。

やと 【谷・谷戸】🔗🔉

やと 【谷・谷戸】 ⇒やつ(谷)

や-と [1] 【野兎】🔗🔉

や-と [1] 【野兎】 野生のうさぎ。のうさぎ。 ⇔家兎(カト)

やど [1] 【宿】🔗🔉

やど [1] 【宿】 (1)住む家。すみか。また,自分の家。「埴生の―」 (2)旅先で泊まる所。宿屋。「―を決める」 (3)家の主人。特に,妻が他人に対して,夫をさしていう語。主人。「妾(ワタシ)の―が帰ませんから/塩原多助一代記(円朝)」 (4)奉公人の親もと,または,その請人(ウケニン)の所。「―へ下がる」 (5)揚屋。置屋。また,その主人。「大夫の時は一日も―にて暮さず/浮世草子・一代女 2」 (6)屋敷の庭。庭さき。「我が―に韓藍(カラアイ)蒔き生ほし/万葉 384」 〔「屋の処(ト)」の意か。一説に「屋の戸」「屋の外(ト)」の意とも〕

大辞林 ページ 155913