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やまと-ことば [4] 【大和言葉・大和詞】🔗🔉

やまと-ことば [4] 【大和言葉・大和詞】 (1)(漢語・外来語に対して)わが国固有のことば。和語。 (2)わが国固有のことばでよんだ歌。和歌。大和歌。「―だにつきなくならひにたれば/源氏(東屋)」 (3)雅語。主として平安時代の語。また,女房詞・女中詞のことにも用いられることがある。「それこそもう―でお人柄におなり遊ばすだ/滑稽本・浮世風呂 3」

やまと-さるがく [4] 【大和猿楽】🔗🔉

やまと-さるがく [4] 【大和猿楽】 大和国に座をもつ猿楽の総称。丹波猿楽・近江猿楽などに対していう。室町時代には,大和四座をいった。 →大和四座(シザ)

やまと-さんざん 【大和三山】🔗🔉

やまと-さんざん 【大和三山】 奈良盆地南部の畝傍山(ウネビヤマ)・耳成山(ミミナシヤマ)・天香久山(アマノカグヤマ)の総称。藤原京址を囲むように三角形をなして位置する。

やまと-じ ―ヂ 【大和路】🔗🔉

やまと-じ ―ヂ 【大和路】 (1) [3] 大和に通じる道。 (2)特に,京都の五条口から伏見・木津を経て大和に至る道。

やまと-しざ [4] 【大和四座】🔗🔉

やまと-しざ [4] 【大和四座】 大和猿楽の四座。すなわち結崎(ユウザキ)(のちの観世)・外山(トビ)(のちの宝生)・円満井(エンマイ)(のちの金春(コンパル))・坂戸(サカド)(のちの金剛)の四座をいう。春日神社に属した。

やまと-しじみ [4] 【大和蜆】🔗🔉

やまと-しじみ [4] 【大和蜆】 (1)汽水域に産する二枚貝。殻長約4センチメートル,殻は丸みを帯びた三角形。殻表は黒色で光沢が強い。塩分の少しある河口などの砂中にすむ。食用のシジミはほとんどが本種。サハリンから九州にかけて分布。 (2)(「大和小灰蝶」と書く)シジミチョウ科のチョウ。雄のはねの表は青藍色で,外縁が黒く縁どられている。雌のはねの表は暗褐色。春から秋にかけて連続して発生する。幼虫はカタバミを食べる。岩手県以南の日本各地と朝鮮半島中部以南のアジアに分布。

やまと-じ-せん ―ヂ― 【大和路線】🔗🔉

やまと-じ-せん ―ヂ― 【大和路線】 JR 西日本の関西本線のうち,湊町・奈良間を走る近郊列車線の称。

やまと-じだい [4] 【大和時代】🔗🔉

やまと-じだい [4] 【大和時代】 ⇒古墳時代(コフンジダイ)

大辞林 ページ 155974