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やまと-とじ ―トヂ [0] 【大和綴じ】🔗🔉

やまと-とじ ―トヂ [0] 【大和綴じ】 和本の綴じ方の一。二つ折りにした紙を袋綴じと同じように重ねてこよりなどで下綴じをしてから表紙を付け,背に近い部分に縦に四か所穴をあけ二本の紐で二か所ずつ結んでとじたもの。現代でも,芳名録やアルバムなどに名残をとどめる。結び綴じ。 →和綴じ

やまと-な [3] 【大和名】🔗🔉

やまと-な [3] 【大和名】 和風の名。和名。

やまと-なでしこ [5] 【大和撫子】🔗🔉

やまと-なでしこ [5] 【大和撫子】 (1)ナデシコの別名。[季]秋。 (2)日本女性の清楚な美しさをたたえていう語。

やまと-に [0][4] 【大和煮】🔗🔉

やまと-に [0][4] 【大和煮】 牛肉などを,醤油・砂糖・ショウガなどで甘辛く煮たもの。

やまと-にしき [4] 【大和錦・倭錦】🔗🔉

やまと-にしき [4] 【大和錦・倭錦】 (1)日本で織った錦。平安時代以前から織られ,経(タテ)錦・緯(ヌキ)錦がある。中世,唐錦(カラニシキ)に対していう。 (2)近世,神社などのために織られた紋織物を,一般の錦と区別していう。

やまと-ねこ 【倭根子】🔗🔉

やまと-ねこ 【倭根子】 天皇の美称。詔勅などで,「天皇」の上に付けて用いられる。「明神御宇(アラキカミトアメノシタシラス)―天皇…詔(ノ)たまはく/日本書紀(孝徳)」 →大倭根子天皇(オオヤマトネコノスメラミコト)

やまと-の-あやうじ ―アヤウヂ 【倭漢氏・東漢氏】🔗🔉

やまと-の-あやうじ ―アヤウヂ 【倭漢氏・東漢氏】 大和政権を文筆業務・工芸技術によって支えた中国系の有力渡来氏族。その祖,阿知使主(アチノオミ)は応神朝に渡来したとされる。奈良県飛鳥地方檜隈(ヒノクマ)の地に居住,五世紀末以降多くの百済系技術者をその配下に入れた。六世紀には書(文)・坂上・民・長など多くの枝氏に分かれ,倭漢の称は用いられなくなった。東漢直(ヤマトノアヤノアタイ)。

やまと-の-あやのあたい ―アヤノアタヒ 【東漢直】🔗🔉

やまと-の-あやのあたい ―アヤノアタヒ 【東漢直】 ⇒東漢氏(ヤマトノアヤウジ)

大辞林 ページ 155976