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やま-ふじ ―フヂ [2] 【山藤】🔗⭐🔉
やま-ふじ ―フヂ [2] 【山藤】
マメ科のつる性落葉低木。関西の山地に自生し,庭木ともされる。フジに似るが,茎は左巻き。四,五月ごろ葉とともに開花し,花房はフジより短く,花は大きい。野藤(ノフジ)。[季]春。
やま-ぶし [2] 【山伏・山臥】🔗⭐🔉
やま-ぶし [2] 【山伏・山臥】
(1)〔(3)の意から〕
山野に起き伏しして仏道修行に励む僧。
(2)修験者(シユゲンジヤ)。
(3)山野に野宿すること。また,その人。「―ものぶしもかくて心みつ/拾遺(雑下)」
やまぶし-かぐら [5] 【山伏神楽】🔗⭐🔉
やまぶし-かぐら [5] 【山伏神楽】
東北地方の山伏たちの伝承する神楽。権現と称する獅子頭に神を勧請(カンジヨウ)し,家々で悪魔払い・火伏せをし,また余興として劇的舞曲を演ずる。能舞。
やまぶし-たけ [4] 【山伏茸】🔗⭐🔉
やまぶし-たけ [4] 【山伏茸】
〔山伏の蓑(ミノ)に似るところからの名〕
担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。秋,シイ・カシ・ブナなどの樹幹に発生。卵形で,表面に長い針を密生しハリネズミ状。食用。
やま-ぶどう ―ブダウ [3] 【山葡萄】🔗⭐🔉
やま-ぶどう ―ブダウ [3] 【山葡萄】
ブドウ科のつる性落葉木本。山地に自生。葉は五角形で基部は心臓形,裏に毛がある。初夏,葉に対生する円錐花序に,淡緑色の小花をつける。果実は小球形で房をなし,黒く熟し食べられる。[季]秋。
山葡萄
[図]
[図]
やま-ふところ [3][4] 【山懐】🔗⭐🔉
やま-ふところ [3][4] 【山懐】
山に囲まれている所。
やま-ぶみ 【山踏み】🔗⭐🔉
やま-ぶみ 【山踏み】
山路を歩くこと。山歩き。「ところどころ―し給ひておこなひたまひけり/大和 2」
やま-べ [0]🔗⭐🔉
やま-べ [0]
(1)(関東地方で)オイカワの異名。
(2)(北海道・東北地方で)ヤマメの別名。[季]夏。《野の朝日いづるや堰に―釣/水原秋桜子》
やま-べ [0][3] 【山辺】🔗⭐🔉
やま-べ [0][3] 【山辺】
〔古くは「やまへ」〕
山のほとり。山の近く。やまのべ。
やま-べ [2] 【山部】🔗⭐🔉
やま-べ [2] 【山部】
大化前代,大和の朝廷直轄の山林を守ることを職掌とした部民。やまもりべ。
やまべ 【山部】🔗⭐🔉
やまべ 【山部】
姓氏の一。
やまべ-の-あかひと 【山部赤人】🔗⭐🔉
やまべ-の-あかひと 【山部赤人】
奈良前期の官人・歌人。三十六歌仙の一人。伝未詳。万葉集所収の長歌・短歌五〇首から,聖武天皇に従駕したこと,諸国を旅したことが知られる。短歌にすぐれ,清澄優美な叙景歌が多い。後世柿本人麻呂とともに歌聖として仰がれた。生没年未詳。
大辞林 ページ 155990。