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やま-ほうし ―ホフシ [3] 【山法師】🔗🔉

やま-ほうし ―ホフシ [3] 【山法師】 比叡山延暦寺の僧徒。特に,院政期の僧兵。 →寺法師 →奈良法師

やま-ぼうし ―ボフシ [3] 【山法師】🔗🔉

やま-ぼうし ―ボフシ [3] 【山法師】 ミズキ科の落葉高木。各地の低山に自生し,庭木ともされる。葉は対生し,楕円形で先がとがる。初夏,小枝の先に白色花弁状の苞を四個つけ,中央にごく小さい花を密生。果実は集合果で赤熟し,食べられる。材は器具・薪炭材とする。ヤマグワ。[季]夏。

やま-ぼくち [3] 【山火口】🔗🔉

やま-ぼくち [3] 【山火口】 キク科の多年草。山中の日当たりのよい草原に自生。高さ約1メートル。葉は卵形で羽状に切れ込み,裏面に綿毛を密生。秋,アザミに似た紅紫色の花が咲く。根・若葉は食用。

やま-ぼこ [0] 【山鉾】🔗🔉

やま-ぼこ [0] 【山鉾】 祭礼の山車(ダシ)の一。山形の台の上に鉾・なぎなたなどを立てる。特に京都の祇園会(ギオンエ)のものが有名。やまほこ。やま。[季]夏。 山鉾 [図]

やま-ほど [2] 【山程】🔗🔉

やま-ほど [2] 【山程】 物がたくさんあること。また,非常に大きいこと。副詞的にも用いる。「言いたいことが―ある」「注文が―来る」

やま-ほととぎす [5] 【山杜鵑】🔗🔉

やま-ほととぎす [5] 【山杜鵑】 (1)山にすむホトトギス。また,ホトトギスの異名。[季]夏。《谺して―ほしいまゝ/杉田久女》 (2)ユリ科の多年草。山中の林に生え,栽培もされる。高さ約40センチメートル。葉は楕円形。秋,茎頂および腋生(エキセイ)の花柄に,約3センチメートルの白い紫斑のある花を数個ずつつける。

やま-まく [2] 【山幕】🔗🔉

やま-まく [2] 【山幕】 歌舞伎の道具幕の一種。幾重にも重なる山の風景を描いた幕。 →道具幕

やま-まつり [3] 【山祭(り)】🔗🔉

やま-まつり [3] 【山祭(り)】 山の神をまつること。また,その祭り。山の神祭り。

やま-まゆ [0] 【山繭】🔗🔉

やま-まゆ [0] 【山繭】 ヤママユガ科のガ。はねの開張13センチメートル内外。はね・体は黄褐色ないし赤褐色で,はねに眼状紋と暗色のすじがある。幼虫は体長約8センチメートル,緑色で節くれだち,長い剛毛がまばらに生える。クヌギやコナラなどの葉を食い,緑色の繭を作る。日本各地と中国の一部に分布し,飼育もされる。ヤママユガ。天蚕(テンサン)。山蚕(ヤマコ)。[季]春。《庭の木に―飼ひし葉のこぼれ/内藤鳴雪》 山繭 [図]

大辞林 ページ 155991