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やまもと-さつお ―サツヲ 【山本薩夫】🔗🔉

やまもと-さつお ―サツヲ 【山本薩夫】 (1910-1983) 映画監督。鹿児島市生まれ。独立プロで社会派として活躍。作「真空地帯」「白い巨塔」など。

やまもと-さねひこ 【山本実彦】🔗🔉

やまもと-さねひこ 【山本実彦】 (1885-1952) 出版業者。鹿児島県生まれ。1919年(大正8)改造社を設立,雑誌「改造」を創刊。昭和初年「現代日本文学全集」を刊行し,円本(エンポン)時代を現出。衆議院議員。

やまもと-しゅうごろう ―シウゴラウ 【山本周五郎】🔗🔉

やまもと-しゅうごろう ―シウゴラウ 【山本周五郎】 (1903-1967) 小説家。山梨県生まれ。本名は清水三十六(サトム)。少年少女小説で出発し,「日本婦道記」で直木賞に推されたが辞退。底辺に生きる庶民の側に立った独自な作風で親しまれる。代表作に「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」,自伝的な「青べか物語」がある。

やまもと-せんじ ―センヂ 【山本宣治】🔗🔉

やまもと-せんじ ―センヂ 【山本宣治】 (1889-1929) 生物学者・政治家。京都府生まれ。東大卒。産児制限運動を通じ,無産運動に入る。1928年(昭和3)第一回普通選挙に労働農民党から立候補し当選。治安維持法改悪に反対して活躍中,右翼により暗殺された。著「無産者生物学」

やまもと-ちょうごろう ―チヤウゴラウ 【山本長五郎】🔗🔉

やまもと-ちょうごろう ―チヤウゴラウ 【山本長五郎】 (1820-1893) 幕末・維新期の侠客。駿河国清水港の人。米問屋山本次郎八の養子。通称,清水次郎長。甲州黒駒勝蔵,桑名の安濃徳(アノウトク)との抗争で知られる。維新後は富士の裾野の開墾に尽くした。

やまもと-ほうすい ―ハウスイ 【山本芳翠】🔗🔉

やまもと-ほうすい ―ハウスイ 【山本芳翠】 (1850-1906) 洋画家。岐阜県生まれ。五姓田(ゴセダ)芳柳に学ぶ。渡仏後生巧館画塾開設。明治美術会・白馬会に参加。

やまもと-ほくざん 【山本北山】🔗🔉

やまもと-ほくざん 【山本北山】 (1752-1812) 江戸後期の儒学者。江戸の人。名は信有,字(アザナ)は天禧。通称,喜六。井上金峨に折衷学を学ぶ。詩文にも長じ,門人数百人。著「孝経集覧」「作詩志」など。

大辞林 ページ 155995