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やみ-の-よ [4] 【闇の夜】🔗🔉

やみ-の-よ [4] 【闇の夜】 (1)月の出ない夜。闇夜。 (2)「闇の夜の錦」の略。

やみのよ-の 【闇の夜の】 (枕詞)🔗🔉

やみのよ-の 【闇の夜の】 (枕詞) 月のない闇夜は行く先がわからないところから,「行く先知らず」にかかる。「―行く先知らず行くわれを/万葉 4436」

やみのよ-の-にしき 【闇の夜の錦】🔗🔉

やみのよ-の-にしき 【闇の夜の錦】 (美しい錦も闇夜には,人に見えず,かいのないことから)効果のないこと。よるのにしき。闇の錦。「―とかいふやうになむ/宇津保(祭の使)」

やみ-はん 【三半】🔗🔉

やみ-はん 【三半】 馬子・かごかきなどの符丁。三五・三五〇などの数。やみげんこ。 →闇(10)

やみ-ぶっし [3] 【闇物資】🔗🔉

やみ-ぶっし [3] 【闇物資】 闇取引される物資。

やみ-ほう・ける [5] 【病み耄ける】 (動カ下一)[文]カ下二 やみほう・く🔗🔉

やみ-ほう・ける [5] 【病み耄ける】 (動カ下一)[文]カ下二 やみほう・く 病気のために弱る。また,病気でぼける。「長患いで―・ける」

やみ-め [2] 【病み眼・病み目】🔗🔉

やみ-め [2] 【病み眼・病み目】 眼病にかかった目。また,眼病。「―で目の赤いうちはどうだらう/滑稽本・浮世床(初)」

やみ-や [2] 【闇屋】🔗🔉

やみ-や [2] 【闇屋】 闇取引を業とする人。

やみ-やみ [3][1] 【闇闇】 (副)🔗🔉

やみ-やみ [3][1] 【闇闇】 (副) (1)どうすることもできないさま。みすみす。やすやすと。「今となつて―男を取られては何う面目が立つか立ぬか/かくれんぼ(緑雨)」 (2)心が乱れて,分別を失うさま。物のけじめのわからないさま。「いかでか―としてうち奉らんとし給ふぞ/保元(中)」

やみ-よ [2] 【闇夜】🔗🔉

やみ-よ [2] 【闇夜】 暗い夜。月の出ない夜。

――に目あり🔗🔉

――に目あり 悪事は必ず露顕することのたとえ。

――の提灯(チヨウチン)🔗🔉

――の提灯(チヨウチン) 「闇夜の灯火(トモシビ)」に同じ。

――の礫(ツブテ)🔗🔉

――の礫(ツブテ) 目標の定まらないたとえ。また,目標を定めずに事をなすたとえ。闇夜の鉄砲。

――の鉄砲🔗🔉

――の鉄砲 「闇夜の礫(ツブテ)」に同じ。闇夜に鉄砲。

大辞林 ページ 156002