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ゆき [0] 【行き】🔗🔉

ゆき [0] 【行き】 (1)目的のところへ向けて移動すること。また,出発点から目的地までの道中。いき。 ⇔帰り (2)往復乗車券で,往路に用いる乗車券。いき。 (3)地名の下に付けて,そこが乗り物の進む目的地であることを表す。「博多―のひかり号」 (4)行くこと。また,旅に出ること。「君が―日(ケ)長くなりぬ/古事記(下)」

――大名(ダイミヨウ)の帰り乞食(コジキ)🔗🔉

――大名(ダイミヨウ)の帰り乞食(コジキ) 行きは豪勢に金を使って旅をして,帰りは旅費が欠乏するということ。

――は良い良い帰りは恐(コワ)い🔗🔉

――は良い良い帰りは恐(コワ)い 行きは無事でも,帰りには何事か起こるかもしれない。童謡「通りゃんせ」の一節。

ゆき 【悠紀・斎忌・由基】🔗🔉

ゆき 【悠紀・斎忌・由基】 〔「斎酒」で,新聖な酒,の意〕 大嘗祭(ダイジヨウサイ)のとき,神事に用いる新穀を奉るため卜定(ボクジヨウ)によって選ばれた第一の国郡。悠紀の国。 →主基(スキ)

ゆき [1][2][0] 【裄】🔗🔉

ゆき [1][2][0] 【裄】 着物の背縫いから肩先を経て袖口までの長さ。肩ゆき。

ゆき [2] 【雪】🔗🔉

ゆき [2] 【雪】 (1)気温が摂氏〇度以下の大気の上層で,雲中の水蒸気が凝結し氷の結晶が集まって地上に降るもの。雪の結晶は雪が雲中でできるときの温度と過飽和度により多様な形をとる。古来,雪月花とたたえられて冬の象徴とされてきた。[季]冬。 (2)白いこと。真っ白。「―の肌」 (3)髪が白いこと。白髪。「頭(カシラ)の―」 (4)芝居で雪に見立てて用いる白紙の小片。 (5)〔女房詞〕 蕪(カブ)。また,大根。 (6)〔女房詞〕 鱈(タラ)。 (7)家紋の一。{(1)}の結晶をかたどったもの。ほかの紋に添えたり,輪郭にして用いる。 (8)地歌。流石庵羽積作詞。峰崎勾当(コウトウ)作曲。天明・寛政(1781-1801)頃の作。地歌または地歌舞の代表曲。 雪(7) [図]

――と墨(スミ)🔗🔉

――と墨(スミ) 二つの物が正反対であること,また,はなはだしく相違していることのたとえ。月とすっぽん。

大辞林 ページ 156138