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――は豊年の瑞(シルシ)🔗🔉

――は豊年の瑞(シルシ) 雪が多く降るのは豊年の前兆である。雪は豊年の貢ぎ物。雪は五穀の精。

――やこんこん🔗🔉

――やこんこん 〔「こんこん」は「来ん来ん」で,「降れ降れ」の意〕 雪が降るとき,子供がそれを喜んでいう語。

――を欺(アザム)・く🔗🔉

――を欺(アザム)・く きわめて白いさま。雪と見まがう。

――をいただ・く🔗🔉

――をいただ・く (1)山頂に雪が積もる。 (2)白髪が生える。「頭(カシラ)に―・く」

――を回(メグ)ら・す🔗🔉

――を回(メグ)ら・す 〔「回雪」を訓読みした語〕 舞い姿の美しさを風に舞う雪にたとえた語。「―・す雲の袖/謡曲・融」

ゆぎ [1] 【靫・靭】🔗🔉

ゆぎ [1] 【靫・靭】 〔古くは「ゆき」〕 矢を入れて背に負う筒状の道具。古墳時代から行われたが,平安時代以後,壺胡(ツボヤナグイ)と呼ばれ,儀仗(ギジヨウ)用となった。

ゆ-ぎ [1] 【由木】🔗🔉

ゆ-ぎ [1] 【由木】 「居木(イギ)」に同じ。

ゆき-あい ―アヒ 【行き合ひ】🔗🔉

ゆき-あい ―アヒ 【行き合ひ】 (1)であうこと。ゆきあうこと。また,その場所。「玉桙(タマホコ)の道の―に天雲の外(ヨソ)のみ見つつ/万葉 546」 (2)夏と秋と,二つの季節にまたがること。

ゆきあい-きょうだい ―アヒキヤウ― 【行き合ひ兄弟】🔗🔉

ゆきあい-きょうだい ―アヒキヤウ― 【行き合ひ兄弟】 (1)異父同母あるいは同父異母の兄弟。 (2)親の再婚によって兄弟(姉妹)となった連れ子の間柄。いきあい兄弟。「猪隼太とは―/浄瑠璃・雪女」

ゆきあい-の-そら ―アヒ― 【行き合ひの空】🔗🔉

ゆきあい-の-そら ―アヒ― 【行き合ひの空】 夏の末,秋の初め頃の空。「夏衣かたへ涼しくなりぬなり夜やふけぬらむ―/新古今(夏)」

ゆきあい-の-わせ ―アヒ― 【行き合ひの早稲】🔗🔉

ゆきあい-の-わせ ―アヒ― 【行き合ひの早稲】 夏から秋への季節の変わり目にできる早稲。「―を刈る時に/万葉 2117」

ゆきあい-ふうふ ―アヒ― 【行き合ひ夫婦】🔗🔉

ゆきあい-ふうふ ―アヒ― 【行き合ひ夫婦】 「行き合ひ兄弟{(2)}」の関係にある者どうしが結婚した夫婦。ゆきあいめおと。

ゆき-あ・う ―アフ [3] 【行(き)合う・行き逢う】🔗🔉

ゆき-あ・う ―アフ [3] 【行(き)合う・行き逢う】 ■一■ (動ワ五[ハ四]) (1)外出の途中で偶然出会う。いきあう。「町で知人に―・う」 (2)異なる方向から進んで来たものが交差する。重なる。「片そぎの―・はぬ間より洩る月や/山家(秋)」 (3)合致する。「二道の道理のかくひしと―・ひぬれば/愚管 3」 [可能] ゆきあえる ■二■ (動ハ下二) 交差させる。「大宮人は鶉鳥(ウズラトリ)領巾(ヒレ)取り懸けて鶺領(マナバシラ)尾―・へ/古事記(下)」

大辞林 ページ 156139