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ゆき-ひら [2] 【行平・雪平】🔗🔉

ゆき-ひら [2] 【行平・雪平】 (1) ⇒在原(アリワラノ)行平 (2)〔昔,在原行平が須磨で海女(アマ)に潮を汲ませて塩を焼いた故事に基づく〕 粥(カユ)などを煮るのに用いる,取っ手・ふた・注ぎ口のある陶器の平鍋(ヒラナベ)。または,木の柄がついた,金属製の打ち出し鍋。行平鍋。雪平鍋。

ゆきひら 【行平】🔗🔉

ゆきひら 【行平】 鎌倉初期,豊後(ブンゴ)の刀工。後鳥羽院御番鍛冶の一人。太刀姿は細身で優しく古風。腰元に彫り物を施す例が多く,最古の刀身彫刻といえる。

ゆき-ふぶき [3] 【雪吹雪】🔗🔉

ゆき-ふぶき [3] 【雪吹雪】 風が激しく雪がみだれ降ること。ふぶき。

ゆき-ふみ [0][2] 【雪踏み】🔗🔉

ゆき-ふみ [0][2] 【雪踏み】 (1)大雪のあと,雪を踏み固めて往来の道をつけること。また,その作業。[季]冬。 (2){(1)}に用いる道具。わらで小形の俵状に編み,上端に握り綱を付けたもの。中に足を入れ,綱を握って持ち上げ,歩きながら雪を踏み固める。踏み俵。 (3)「四つ白」に同じ。 雪踏み(2) [図]

ゆき-ふり [3] 【雪降り】🔗🔉

ゆき-ふり [3] 【雪降り】 雪が降ること。降雪。

ゆき-ぶれ 【行き触れ】🔗🔉

ゆき-ぶれ 【行き触れ】 「いきぶれ」に同じ。「―ゆへすけなうによたつにて/御湯殿上日記」

ゆき-ぼうし [3] 【雪帽子】🔗🔉

ゆき-ぼうし [3] 【雪帽子】 ふっくらとした大きなかたまりで降る雪。ぼたん雪。綿帽子雪。

ゆき-ほたる [3] 【雪蛍】🔗🔉

ゆき-ほたる [3] 【雪蛍】 綿虫(ワタムシ)の異名。

ゆき-ぼとけ 【雪仏】🔗🔉

ゆき-ぼとけ 【雪仏】 雪で作った仏の像。雪だるまの類。[季]冬。「春の日に―を作りて/徒然 166」

ゆき-ま [0][3] 【雪間】🔗🔉

ゆき-ま [0][3] 【雪間】 (1)雪がしばらく降りやんでいる時。雪の晴れま。 (2)冬の間降り積もっていた雪の,ところどころ消えてきた箇所。雪の隙(ヒマ)。[季]春。「―草」 (3)積もった雪の中。雪の降っている間。「―に素足/浄瑠璃・寿の門松」

大辞林 ページ 156155