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ゆく-さきざき [4] 【行く先先】🔗🔉

ゆく-さきざき [4] 【行く先先】 その人の行く所のすべて。「―で歓迎される」

ゆく-すえ ―ス [0] 【行く末】🔗🔉

ゆく-すえ ―ス [0] 【行く末】 (1)これから先のこと。将来。ゆくさき。いくすえ。「この子の―が思いやられる」 (2)進んで行くずっと先の方。「―は空もひとつの武蔵野に/新古今(秋上)」 (3)余命。「―長き事をこひねがふ/源氏(幻)」 (4)来世。「―にも,草木・鳥けだものとなるとも/宇津保(菊の宴)」 (5)来歴。「彼の女房の―を委しく尋ねて候へば/太平記 18」

ユクスキュル Jakob Johann von Uexkll🔗🔉

ユクスキュル Jakob Johann von Uexkll (1864-1944) ドイツの動物学者。環境世界理論を提唱してシェーラーらに影響を与え,哲学的人間学の成立を促した。著「理論生物学」「動物の環境世界と内的世界」など。

ゆく-たて [0] 【行く立て】🔗🔉

ゆく-たて [0] 【行く立て】 事のなりゆき。いきさつ。「一十伍十(イチブシジユウ)の―をば/当世書生気質(逍遥)」

ゆ-ぐち [1] 【湯口】🔗🔉

ゆ-ぐち [1] 【湯口】 (1)湯の出口。温泉のわき出る口。 (2)浴室の出入り口。 (3)鋳造で,溶融した金属を鋳型へ注ぎ込む口。「―がわれた,心得て踏まい中たたら/閑吟集」

ゆくつき-の 【行く月の】 (枕詞)🔗🔉

ゆくつき-の 【行く月の】 (枕詞) 地名「いるさ山」にかかる。「―いるさの山をたれかたづぬる/源氏(末摘花)」

ゆく-て [0][3] 【行く手】🔗🔉

ゆく-て [0][3] 【行く手】 (1)向かって行く先。進んで行く先。ゆくさき。「―に立ちはだかる」「―をさえぎる」 (2)前途。将来。ゆくえ。 (3)行くついで。行きがけ。「梅が香に―の袖も移るまで/新拾遺(春上)」

ゆく-とし [4] 【行く年】🔗🔉

ゆく-とし [4] 【行く年】 (1)過ぎ去ろうとしている今年。暮れてゆく年。[季]冬。《―のこそりともせぬ山家かな/士朗》 (2)年齢。「―もはや六十五なるに/浮世草子・一代女 6」

ゆくとり-の 【行く鳥の】 (枕詞)🔗🔉

ゆくとり-の 【行く鳥の】 (枕詞) 飛ぶ鳥が先を争い,また群れることから,「争ふ」「群がる」にかかる。「―あらそふはしに/万葉 199」「―群がりて待ちあり待てど/万葉 3326」

大辞林 ページ 156164