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――の夢🔗🔉

――の夢 夢の中で見る夢。きわめてはかないもののたとえ。夢のまた夢。「この世は―」

――の世🔗🔉

――の世 夢のようにはかないこの世。「すぎ来にしよそぢの春の―はうきよりほかの思ひ出ぞなき/千載(雑上)」

――は五臓(ゴゾウ)のわずらい🔗🔉

――は五臓(ゴゾウ)のわずらい 夢を見るのは五臓の疲労が原因であるということ。夢は五臓六腑の疲れ。

――は逆夢(サカユメ)🔗🔉

――は逆夢(サカユメ) 夢に見たことは現実には起こらないことである。悪い夢を見たときに祝い直していう言葉。

――を合わ・す🔗🔉

――を合わ・す 夢の吉凶を判断する。「自ら御―・せられて,たのもしくこそ思しめされけれ/太平記 3」

――を描・く🔗🔉

――を描・く 未来について空想する。「将来の―・く」

――を託・する🔗🔉

――を託・する 自分の希望を他人にゆだねて期待する。

――を見る🔗🔉

――を見る 未来について空想する。空想にふける。

――を結・ぶ🔗🔉

――を結・ぶ 夢を見る。また,眠る。

ゆめ [1][0] 【努】 (副)🔗🔉

ゆめ [1][0] 【努】 (副) (1)(下に禁止の語句を伴って)けっして(…するな)。かならず。「―疑うな」「―忘れるな」 (2)〔(1)の「ゆめ」を「夢」と混同しての用法か〕 (下に打ち消しの語を伴って)夢にも(…しない)。すこしも(…しない)。「そうなるとは―考えたことはない」「そんなこととは―知らず」 (3)斎(イ)みつつしんで。気をつけて。「わが背子を安眠(ヤスイ)な寝しめ―情(ココロ)あれ/万葉 4179」 〔(3)が原義。語源について,従来,潔斎する意の動詞「ゆむ(斎)」の命令形「ゆめ」とされてきたが,上代特殊仮名遣いの上からみると甲乙が相違するところからこの説は採りがたい。中古以降は「夢」と混同されたとみられる〕

ゆめ-あわせ ―アハセ [3] 【夢合(わ)せ】🔗🔉

ゆめ-あわせ ―アハセ [3] 【夢合(わ)せ】 「夢占(ユメウラ)」に同じ。

ゆめ-いささか 【夢聊か】 (副)🔗🔉

ゆめ-いささか 【夢聊か】 (副) (下に打ち消しの語を伴って)夢にも。これっぽっちも。いささかも。「君をかくまひ奉るとは,―知らせ申さず/浄瑠璃・日本武尊」

大辞林 ページ 156207