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よこ-ごと 【横言】🔗🔉

よこ-ごと 【横言】 讒言(ザンゲン)。中傷。「垣ほなす人の―繁みかも/万葉 1793」

よ-ごころ 【世心】🔗🔉

よ-ごころ 【世心】 男女間のことを理解する心。色心。「―つける女/伊勢 63」

よこ-さ 【横さ】🔗🔉

よこ-さ 【横さ】 〔「さ」は接尾語〕 横さま。よこ。「縦(タタ)さにもかにも―も奴(ヤツコ)とそ我(アレ)はありける/万葉 4132」

よこ-ざ [0] 【横座】🔗🔉

よこ-ざ [0] 【横座】 (1)囲炉裏(イロリ)で一家の主人の座る座席。土間からみて炉の正面奥にあたる。 ⇔竪座(タテザ) (2)正面の座席。上座。「―の鬼,盃を左の手にもちて/宇治拾遺 3」

よこ-ざし [0] 【横挿(し)】🔗🔉

よこ-ざし [0] 【横挿(し)】 女性が髷(マゲ)の後部にかんざしを横に挿すこと。また,そのかんざし。

よこ-さび [0] 【横皺】🔗🔉

よこ-さび [0] 【横皺】 烏帽子(エボシ)の皺(シボ)で横に高く低く畝(ウネ)を立てたもの。

よこさび-の-えぼし 【横皺の烏帽子】🔗🔉

よこさび-の-えぼし 【横皺の烏帽子】 横皺のある烏帽子。

よこ-さま [0] 【横方・横様】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

よこ-さま [0] 【横方・横様】 (名・形動)[文]ナリ 〔「よこざま」とも〕 (1)横の方向。横向き。また,そのさま。「古帽子を,故意(ワザ)と―に被りながら/当世書生気質(逍遥)」 (2)普通でないこと。非道なこと。「―なる波風にはおぼほれ給はむ/源氏(明石)」

よこさま-の-さいわい ―サイハヒ 【横様の幸ひ】🔗🔉

よこさま-の-さいわい ―サイハヒ 【横様の幸ひ】 思いがけない幸運。「いとめでたく,―おはしける宮なり/増鏡(藤衣)」

よこさま-の-しに 【横様の死に】🔗🔉

よこさま-の-しに 【横様の死に】 〔「横死(オウシ)」の訓読み〕 非業(ヒゴウ)の死。「これ―をすべきものにこそあめれ/源氏(手習)」

よこ-さる [0] 【横猿】🔗🔉

よこ-さる [0] 【横猿】 雨戸などに取り付けた戸締まりのための猿で,左右に動かして止めるもの。 →猿(3) →竪猿(タテサル)

よこさる-ど [4] 【横猿戸】🔗🔉

よこさる-ど [4] 【横猿戸】 横猿を取り付けた戸。

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