よこ-ざん [0] 【横産】 胎児が横位(オウイ)の分娩。 →横位

よこ-し 【横し】 横の方向。よこ。よこさ。「東西を日のたたしとし，南北を日の―とす/日本書紀（成務訓）」

よごし [0] 【汚し】 （１）よごすこと。また，よごれること。多く他の名詞の下に付いて，複合語として用いる。「口―」「面(ツラ)―」 （２）あえもの。「胡麻(ゴマ)―」「さつまいもの―が出るだらう/滑稽本・膝栗毛 3」

よ-ごし 【夜越し】 （１）夜を越すこと。夜どおし。「君がため―に摘める七草の/散木奇歌集」 （２）夜，山や川などを越え行くこと。「わしは今夜は―に行く/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

よこ-じく ―ヂク [0] 【横軸】 （１）〔数〕 平面上の直交座標で，横方向にとった座標軸。 軸。 ⇔縦軸 （２）横長の掛軸。

よこ-しぐれ [3] 【横時雨】 横なぐりに降る時雨。

よこ-しとみ [3] 【横蔀】 「廊下橋(ロウカバシ){（２）}」に同じ。

よこしば 【横芝】 千葉県東部，山武(サンブ)郡の町。九十九里平野から下総台地に及ぶ。芝山古墳群がある。

よこ-しぶき [3] 【横繁吹き】 横なぐりに降る雨のしぶき。

よこしほう-がため ヨコシハウ― [6] 【横四方固め】 柔道の抑え込み技の一。あお向けに倒した相手を九〇度横向きになって上から抑え込むもの。

よこ-しま [0] 【邪・横しま】 （名・形動）[文]ナリ （１）道理にはずれていること。正しくないこと。また，そのさま。「―な恋」「―な考え」 （２）横の方向であること。よこさま。「賊虜の矢，―に山より之を射る/日本書紀（景行訓）」

よこしま-かぜ 【横しま風】 横なぐりに吹く風。「―のにふふかに/万葉 904」

よこ-じま [0] 【横縞】 横方向の縞模様。 ⇔縦縞 →縞