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よしだ-しげる 【吉田茂】🔗🔉

よしだ-しげる 【吉田茂】 (1878-1967) 政治家。東京生まれ。東大卒。土佐の旧自由党領袖竹内綱の五男。吉田家の養子となる。牧野伸顕の女婿。外務次官,駐伊・駐英大使などを歴任し,第二次大戦後,外相。1946年(昭和21)第一次内閣,48〜54年第二次から五次に至る内閣を組織。51年,サンフランシスコ講和条約・日米安全保障条約に調印。戦後の国際関係における日本の路線を方向づけた。

よしだ-しょういん 【吉田松陰】🔗🔉

よしだ-しょういん 【吉田松陰】 (1830-1859) 幕末の尊王論者・思想家。長州藩士。名は矩方(ノリカタ),通称は寅次郎。兵学を学び,長崎・江戸に遊学,佐久間象山に師事した。ペリー再来の時,密航を企てて,下獄。のち萩の自邸内に松下村塾を開き,高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文ら維新の指導者を育成。安政の大獄に連座,刑死した。

よしだ-しんとう ―タウ 【吉田神道】🔗🔉

よしだ-しんとう ―タウ 【吉田神道】 室町末期に,吉田兼倶が大成した神道の一派。神・儒・仏・道四教および陰陽道の関係を説き,神道を万法の根本とし,神主仏従の立場から反本地垂迹説を主張。唯一神道。唯一宗源神道。卜部(ウラベ)神道。

よしだ-せいいち 【吉田精一】🔗🔉

よしだ-せいいち 【吉田精一】 (1908-1984) 国文学者。埼玉県生まれ。東京教育大・東大教授。日本の近代文学研究の発展に指導的役割を果たした。著「自然主義の研究」など多数。

よしだ-つかさ-け 【吉田司家】🔗🔉

よしだ-つかさ-け 【吉田司家】 相撲の家元。熊本の行司吉田追風(オイカゼ)が,1789年谷風・小野川両力士に横綱土俵入りを免許,これを機に全国に数家あった相撲故実を伝える行司の家と相撲集団を支配したのに始まる。行司・力士免許の授与を行なってきたが,1951年(昭和26)以後,日本相撲協会に権限を譲り形式的存在となった。

よしだ-とうご 【吉田東伍】🔗🔉

よしだ-とうご 【吉田東伍】 (1864-1918) 歴史・地理学者。越後の生まれ。独学で歴史を研究し「徳川政教考」を著す。また,「大日本地名辞書」を編纂(ヘンサン),地理学の発展に貢献した。

大辞林 ページ 156366