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よしだ-おいかぜ ―オヒカゼ 【吉田追風】🔗🔉

よしだ-おいかぜ ―オヒカゼ 【吉田追風】 熊本の相撲の行司吉田司家の当主が代々称する名。 →吉田司家(ヨシダツカサケ)

よしだ-かねとも 【吉田兼倶】🔗🔉

よしだ-かねとも 【吉田兼倶】 (1435-1511) 室町時代の神道家。本姓は卜部(ウラベ)。吉田神社の神職。本地垂迹説に対して神主仏従説を唱え,陰陽五行説などを加えて吉田神道を大成。伊勢神宮から攻撃されたが,朝廷・幕府に取り入り,地方の神社に神位,神職に位階を授ける権限を獲得した。

よしだ-けんいち 【吉田健一】🔗🔉

よしだ-けんいち 【吉田健一】 (1912-1977) 批評家,小説家。東京生まれ。吉田茂の長男。ケンブリッジ大中退。英文学の素養を生かした文芸批評で知られる。著「東西文学論」「ヨオロツパの世紀末」など。

よしだ-けんこう ―ケンカウ 【吉田兼好】🔗🔉

よしだ-けんこう ―ケンカウ 【吉田兼好】 (1283頃-1350頃) 鎌倉末期から南北朝初期の歌人・随筆作者。本姓は卜部(ウラベ)。慈遍の弟(一説に兄)。和歌を二条為世に学び二条派の和歌四天王と称せられ,「続千載集」以下の勅撰和歌集に一六首入集。その著「徒然草」は「枕草子」と並ぶ随筆文学の傑作。兼好法師。

よしだ-げんじろう ―ゲンジラウ 【吉田絃二郎】🔗🔉

よしだ-げんじろう ―ゲンジラウ 【吉田絃二郎】 (1886-1956) 小説家・劇作家・随筆家。佐賀県生まれ。本名は源次郎。早大卒。小説「磯ごよみ」で文壇にデビュー,「島の秋」が出世作となる。繊細なセンチメンタリズムとヒューマニスティックな宗教的詩情をたたえた随筆感想集「小鳥の来る日」は大正期の驚異的なベスト-セラーになった。

よしだ-こうとん ―クワウトン 【吉田篁🔗🔉

よしだ-こうとん ―クワウトン 【吉田篁】 (1745-1798) 江戸中期の儒学者。江戸の人。名は坦,字(アザナ)は学儒・学生。折衷学者井上金峨に学び,漢・唐の古注を重んじ考証学を唱えた。著「論語攷異」「近聞偶筆」など。

大辞林 ページ 156365