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よろしき [2] 【宜しき】🔗⭐🔉
よろしき [2] 【宜しき】
〔形容詞「よろし」の連体形から〕
ちょうどよいこと。適当な程度であること。「教師の指導―を得て,その生徒は立ち直った」「広く議して―を採らん/近世紀聞(延房)」
よろしく [2][0] 【宜しく】 (副)🔗⭐🔉
よろしく [2][0] 【宜しく】 (副)
〔形容詞「よろし」の連用形から〕
(1)適当に。うまい具合に。「彼のことだから,どうせ―やっているだろう」
(2)相手に便宜をはからってもらうときなどに,相手の好意を乞い促す意で用いる語。また,そういう気持ちをこめて言う挨拶語(アイサツゴ)。「どうか―願います」「―お引きまわしのほど」「―お伝え下さい」「今後とも―」「どうかみなさまにも―」
(3)〔漢文訓読に由来する語〕
(下に「べし」を伴って)当然。ぜひとも。「この際―人心の一新をはかるべきだ」
(4)他の語句に付いて,その内容を受け,あたかも…らしく,の意を表す。「歌舞伎役者―大見得を切る」
よろし-なへ 【宜しなへ】 (副)🔗⭐🔉
よろし-なへ 【宜しなへ】 (副)
〔「なへ」は助詞〕
ちょうどよく。いかにもふさわしく。「―我が背の君が負ひ来にしこの背の山を妹(イモ)とは呼ばじ/万葉 286」
大辞林 ページ 156463。