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よろず ヨロヅ [1][0] 【万】🔗🔉

よろず ヨロヅ [1][0] 【万】 (1)数の単位,万(マン)。 (2)数が非常に多いこと。たくさん。あまた。「―の神々」 (3)(副詞的に用いて)何事につけ。すべて。万事。「―ご相談承ります」 (4)種類が非常に多いこと。いろいろ。「御祈など―に仕まつらせ給ふ/栄花(月の宴)」

よろず-ありちょう ヨロヅ―チヤウ 【万有帳】🔗🔉

よろず-ありちょう ヨロヅ―チヤウ 【万有帳】 在庫品目のすべてを記入する帳簿。「何によらずないといふ物なし。―めでたし/浮世草子・永代蔵 1」

よろず-うりちょう ヨロヅ―チヤウ 【万売り帳】🔗🔉

よろず-うりちょう ヨロヅ―チヤウ 【万売り帳】 売り上げた商品や代金などを記入する帳簿。「―なにはの浦は日本第一の大湊にして/浮世草子・一代女 5」

よろず-おぼえちょう ヨロヅ―チヤウ [1]-[0][0] 【万覚え帳】🔗🔉

よろず-おぼえちょう ヨロヅ―チヤウ [1]-[0][0] 【万覚え帳】 心覚えのため,種々の事を記録しておく帳簿。

よろず-かけちょう ヨロヅ―チヤウ [1]-[0][0] 【万掛(け)帳】🔗🔉

よろず-かけちょう ヨロヅ―チヤウ [1]-[0][0] 【万掛(け)帳】 掛け売りの内容や金額をまとめて記入しておく帳面。

よろず-や ヨロヅ― [0] 【万屋】🔗🔉

よろず-や ヨロヅ― [0] 【万屋】 (1)種々のこまごまとした日用品を売る店。 (2)物事に広く通じている人。なんでも,ひととおりはできる人。なんでもや。

よろず-よ ヨロヅ― 【万代・万世】🔗🔉

よろず-よ ヨロヅ― 【万代・万世】 限りなく久しい世。万年。よろずとせ。「―の語らひぐさといまだ見ぬ人にも告げむ/万葉 4000」

よろず ヨロヅ 【万】🔗🔉

よろず ヨロヅ 【万】 姓氏の一。

よろず-てつごろう ヨロヅテツゴラウ 【万鉄五郎】🔗🔉

よろず-てつごろう ヨロヅテツゴラウ 【万鉄五郎】 (1885-1927) 洋画家。岩手県生まれ。東京美術学校卒。フォービスム・キュビスムを独自に消化し,南画の手法も取り入れて描いた。代表作「裸体美人」「もたれてたつ人」

よろずちょうほう ヨロヅテウホウ 【万朝報】🔗🔉

よろずちょうほう ヨロヅテウホウ 【万朝報】 1892年(明治25)黒岩涙香が東京で創刊した日刊新聞。社会記事により読者を拡大。幸徳秋水・堺利彦・内村鑑三らが参加。藩閥批判・非戦論を唱えたが,日露開戦をめぐって,非戦論・開戦論で社内が分裂,幸徳・内村ら非戦論者は退社。1940年(昭和15)「東京毎夕新聞」に合併。まんちょうほう。

大辞林 ページ 156464