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りゅう [1] 【竜】🔗🔉

りゅう [1] 【竜】 〔「りょう」とも。「りゅう」は慣用音,「りょう」は漢音〕 (1)想像上の動物。体は巨大な蛇に似て鱗(ウロコ)におおわれ,頭には二本の角と耳がある。顔は長く口辺にひげをもつ。平常は海・湖・沼・池などの水中にすみ,時に空にのぼると風雲を起こすとされる。中国ではめでたい動物として天子になぞらえ,インドでは仏法を守護するものと考えられた。たつ。 →竜神 (2)将棋で,飛車が成ったもの。竜王。 (3)ドラゴンに同じ。 (4)星の名。木星。歳星。

――に翼(ツバサ)を得たる如(ゴト)し🔗🔉

――に翼(ツバサ)を得たる如(ゴト)し 力の強いものにさらに強い力が加わることのたとえ。虎に翼。

――の雲を得(ウ)る如(ゴト)し🔗🔉

――の雲を得(ウ)る如(ゴト)し 竜が雲を得て天に昇るように,英雄豪傑などが機に臨んで盛んに活躍するたとえ。

――の鬚(ヒゲ)を撫(ナ)で虎(トラ)の尾を踏む🔗🔉

――の鬚(ヒゲ)を撫(ナ)で虎(トラ)の尾を踏む 大きな危険を冒すことのたとえ。「―心地/平家 3」

りゅう リフ 【粒】 (接尾)🔗🔉

りゅう リフ 【粒】 (接尾) 助数詞。小さな粒(ツブ)状のものを数えるのに用いる。つぶ。「丸薬三―を服用する」

りゅう リウ 【旒・流】 (接尾)🔗🔉

りゅう リウ 【旒・流】 (接尾) 助数詞。旗・幟(ノボリ)を数えるのに用いる。「一―の旗」

り-ゆう ―イウ [0] 【理由】🔗🔉

り-ゆう ―イウ [0] 【理由】 (1)なぜそうなったかという筋道。また,なぜそうするかという根拠。わけ。事情。「反対する―はなにか」「一身上の―」 (2)言いわけ。口実。「―をつけて休む」「病気を―に面会を断る」 (3)〔哲・論〕 真理や存在が成立する基礎となるもの。論理的には結論に対する前提,実在的には結果に対する原因をいい,前者を認識理由,後者を実在理由という。根拠。 ⇔帰結

りゅう-あし リウアシ 【柳亜子】🔗🔉

りゅう-あし リウアシ 【柳亜子】 (1887-1958) 中国の詩人。江蘇省出身。清末の革命的文学結社南社の発起人。旧格律詩の中に大胆に新語を交えて独自の詩風を開拓した。「柳亜子詩詞選」「磨剣室詩詞集」などがある。リウ=ヤーツー。

大辞林 ページ 156703