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りゅうか-せんりょう リウクワ―レウ [4] 【硫化染料】🔗🔉

りゅうか-せんりょう リウクワ―レウ [4] 【硫化染料】 アミノフェノールなどの比較的簡単な芳香族化合物を硫化ナトリウムまたは硫黄と溶融して得る染料の総称。染色の際には,硫化ナトリウムによって還元して水溶性にし,木綿などの繊維に付着させたのち,空気または酸化剤によって,もとの水に不溶な染料を再成する。安価で比較的堅牢であるが,鮮明さには乏しい。

りゅうか-てつ リウクワ― [3] 【硫化鉄】🔗🔉

りゅうか-てつ リウクワ― [3] 【硫化鉄】 鉄粉と硫黄を加熱して得られる灰色ないし褐色の結晶。化学式 FeS 水に不溶だが,酸に溶けて硫化水素を発生する。このほか,天然に黄鉄鉱として産出する二硫化鉄 FeS などがある。

りゅうか-どう リウクワ― [3] 【硫化銅】🔗🔉

りゅうか-どう リウクワ― [3] 【硫化銅】 (1)硫化銅(I)。銅粉と硫黄を加熱して得られる灰黒色結晶。化学式 CuS 天然には輝銅鉱として産出。 (2)硫化銅(II)。二価の銅塩水溶液に硫化水素を通じると沈殿する黒色結晶。化学式 CuS 天然には藍銅鉱(ランドウコウ)として産出。

りゅうか-ナトリウム リウクワ― [6] 【硫化―】🔗🔉

りゅうか-ナトリウム リウクワ― [6] 【硫化―】 硫化水素を飽和させた水酸化ナトリウム水溶液に,水酸化ナトリウムを加えて得られる無色結晶。化学式 NaS 普通は九水和物。ニトロ化合物の還元,硫化染料の製造などに用いる。

りゅうか-ぶつ リウクワ― [3] 【硫化物】🔗🔉

りゅうか-ぶつ リウクワ― [3] 【硫化物】 硫黄とそれよりも陽性の元素との化合物の総称。天然に広く分布する。酸を加えると,多くの硫化物は分解して硫化水素を発生する。金属の硫化物は,それら金属の原料となる。

大辞林 ページ 156707