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ろ [1] 【驢】🔗⭐🔉
ろ [1] 【驢】
ろば。
ろ 【魯】🔗⭐🔉
ろ 【魯】
中国,周代の諸侯国の一。紀元前一一世紀に周の武王が弟の周公旦(タン)に与えた領地。都は山東省の曲阜(キヨクフ)。春秋時代から国勢は振るわなかったが周の文化を最もよく伝え,孔子を生んだ。前249年楚(ソ)に滅ぼされた。
ろ [1] 【露】🔗⭐🔉
ろ [1] 【露】
「露西亜(ロシア)」の略。「日―戦争」
〔「魯」とも書かれた〕
ろ (助動)🔗⭐🔉
ろ (助動)
〔中世以降の推量の助動詞「らう」の転。近世上方語〕
…だろう。「定めし昨日請け取つつ〈ろ〉/浄瑠璃・生玉心中(上)」
ろ🔗⭐🔉
ろ
〔ラ行五(四)段・ラ行変格活用の動詞およびそれと同じ活用型の助動詞や,形容詞・形容動詞およびそれと同じ活用型の助動詞の未然形語尾の「ろ」に助動詞「う」が付いた「ろう」の転〕
話し言葉でのくだけた言い方に用いられる。「取ろ・有ろ・よかろ・きれいだろ・…だろ」などの「ろ」。「これ,きれいだ〈ろ〉」「いっしょに行ってくれるだ〈ろ〉」
ろ (間投助)🔗⭐🔉
ろ (間投助)
〔上代語〕
文の終わり,または文中の連用修飾語に付いて,感動の意を添えて聞き手に働きかけるのに用いられる。
(1)文の終わりに用いられる場合。「相見ては月も経なくに恋ふと言はばをそ―と我(アレ)を思ほさむかも/万葉 654」「白雲の絶えにし妹(イモ)をあぜせ―と心に乗りてここばかなしけ/万葉 3517」「荒雄らは妻子(メコ)の産業(ナリ)をば思はず―年の八年(ヤトセ)を待てど来まさず/万葉 3865」
(2)文中の連用修飾語に付く場合。「夕占(ユウケ)にも今夜(コヨイ)と告(ノ)らろ我が背なはあぜそも今夜(コヨイ)よし―来まさぬ/万葉 3469」
〔この語は,東歌・防人歌などの上代東国方言に多くみられる。文末用法のうち,動詞の命令形に付く場合は,命令形の活用語尾「よ」に相当するものとみなされる。近世江戸語以降の上一段・下一段・サ変の動詞の命令形(「見ろ」「落ちろ」「受けろ」「しろ」など)にみられる「ろ」は,この語の遺存したものとみられる〕
大辞林 ページ 156994。