ろう-しゅ ラウ― [1] 【老手】 老練な手なみ。また，その人。

ろう-しゅ ラウ― [1] 【老酒】 （１）古くなった酒。 （２）ラオチュー。

ろう-しゅ [1] 【楼主】 女郎屋や料理屋の主人。

ろう-じゅ ラウ― [1] 【老儒】 年老いた学識豊かな儒者。

ろう-じゅ ラウ― [1] 【老樹】 年をとった木。古木。老木。

ろう-しゅう ラウシウ [0] 【老醜】 年をとって容貌(ヨウボウ)などがみにくくなること。「―をさらす」

ろう-しゅう ―シフ [0] 【陋習】 悪い習慣。「―を打ち破る」

ろう-じゅう ラウヂユウ [1] 【老中】 江戸幕府の職制で最高の地位・資格をもつ執政官。将軍に直属。定員は四または五名。二万五千石以上の譜代大名から選ばれ，月ごとに担当者を定め，江戸城中の御用部屋に詰めて幕政一般を統轄した。

ろうじゅう-かく ラウヂユウ― [3] 【老中格】 「老中並(ロウジユウナミ)」に同じ。

ろうじゅう-なみ ラウヂユウ― [0] 【老中並】 江戸幕府の職名。老中の定員以外に任命され，老中に準じた取り扱いを受けたもの。老中格。

ろう-じゅう ラウ― [0] 【郎従】 「郎党(ロウドウ){（１）}」に同じ。「その資財を奪取て，悉く―に与へ/平家 7」

ろう-じゅく ラウ― [0] 【老熟】 （名）スル 経験を積み，物事になれて上手になること。円熟。

ろう-しゅつ [0] 【漏出】 （名）スル もれて出ること。また，もらして出すこと。

ろう-じょ ラウヂヨ [1] 【老女】 （１）年とった女性。 （２）武家や貴族の家で，侍女の筆頭である年長の女。

ろうじょ-もの ラウヂヨ― [0] 【老女物】 老女を主人公とする能。「関寺小町」「檜垣(ヒガキ)」「姨捨(オバステ)」「鸚鵡(オウム)小町」「卒塔婆(ソトワ)小町」の五曲をさす。