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ろく-じょう [0] 【鹿茸】🔗🔉

ろく-じょう [0] 【鹿茸】 鹿の袋角。陰干しにして強壮剤とする。「―を鼻にあててかぐべからず,小さき虫ありて,鼻より入りて脳をはむといへり/徒然 149」

ろくじょう ロクデウ [2] 【六条】🔗🔉

ろくじょう ロクデウ [2] 【六条】 (1)平安京の条坊の一。また,東西に通じる大路の名。六条大路。 (2)〔六条にあったことから〕 西本願寺および東本願寺のこと。 (3)「六条豆腐」の略。

ろくじょう-がわら ロクデウガハラ 【六条河原】🔗🔉

ろくじょう-がわら ロクデウガハラ 【六条河原】 京都の,五条と六条の間の鴨川河原。中世,罪人などの処刑が行われた。

ろくじょう-どうふ ロクデウ― [5] 【六条豆腐】🔗🔉

ろくじょう-どうふ ロクデウ― [5] 【六条豆腐】 〔初め京都の六条で作ったのでいう〕 豆腐を薄く切って塩をまぶし,陰干しにしたもの。酒に浸したり,吸い物などに用いる。

ろくじょう-まいり ロクデウマリ 【六条参り】🔗🔉

ろくじょう-まいり ロクデウマリ 【六条参り】 六条にある東西両本願寺に参詣(サンケイ)すること。「おかか殿は―をさせましよ/浮世草子・五人女 2」

ろくじょうえいそう ロクデフエイサウ 【六帖詠草】🔗🔉

ろくじょうえいそう ロクデフエイサウ 【六帖詠草】 歌集。七冊。小沢蘆庵作,小川萍流(オガワヘイリユウ)・前波黙軒(マエバモクケン)ら編。1811年刊。蘆庵の主張する「ただごと歌」の実践を示す約二〇〇〇首の和歌を,四季・恋・雑および雑体に部立して収録。

ろくじょう-け ロクデウ― 【六条家】🔗🔉

ろくじょう-け ロクデウ― 【六条家】 平安末期から南北朝時代にかけて栄えた和歌の家柄。六条烏丸に住んだ藤原顕季(フジワラノアキスエ)(1055-1123)を祖とし,その子顕輔,顕輔の子清輔,顕輔の養子顕昭など,優れた歌人・歌学者を輩出した。その歌風は理知的,歌学は考証的で,藤原俊成・定家の御子左(ミコヒダリ)家が詩人的であるのと相対する。源経信・俊頼の家を六条源家(ゲンケ)というのに対し六条藤家ともいう。

ろくしょう-じ [5][3] 【六勝寺】🔗🔉

ろくしょう-じ [5][3] 【六勝寺】 平安末期に京都東山岡崎付近に建てられた皇室の御願寺の総称。法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺の六寺で,いずれも勝の字を含むことによる。りくしょうじ。

大辞林 ページ 157065