ろくめん-たい [0] 【六面体】 六つの平面をもつ立体。立方体・直方体など。

ろく-もつ [2][0] 【六物】 〔仏〕 比丘(ビク)の常に所持すべき六種の物。三衣と鉢・尼師壇(ニシダン)（＝座具）・漉水嚢(ロクスイノウ)。 →十八物

ろく-もつ [2] 【禄物】 禄として賜う布帛(フハク)，または金銭。

ろく-もん [2] 【六門】 近世，京都禁裏の四囲に設けられた六つの門。中立売御門・堺町御門・清和院御門・石薬師御門・今出川御門・乾御門をいう。

ろくもん-せん [0] 【六文銭】 ⇒六連銭(ロクレンセン)

ろくやおん ロクヤヲン 【鹿野苑】 インド北部，バラナシ郊外のサールナートの地。釈迦が悟りを開いてのち，初めて説法した所。鹿苑。鹿(シカ)の苑(ソノ)。鹿の園生(ソノウ)。

ろくやた 【六弥太】 〔豆腐の意の女房詞「おかべ」を源義経の家臣岡部六弥太にかけた語〕 豆腐。やた。

ろく-やね [0] 【陸屋根】 勾配(コウバイ)のきわめてゆるやかな，ほぼ水平に近い屋根。りくやね。

ろくや-まち [0] 【六夜待ち】 「二十六夜待ち」に同じ。

ろく-ゆ [2] 【六喩】 〔仏〕 この世のはかないことにたとえられる六種のもの。「金剛経」では夢・幻・泡・影・露・電。「維摩経」では幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像。りくゆ。

ろく-よう ―エフ [0] 【六葉】 六角形の飾り金物。六枚の葉を模様化したもの。扉・長押(ナゲシ)・懸魚(ゲギヨ)などで釘(クギ)隠しに用いる。 六葉 [図]

ろく-よう ―エウ [0] 【六曜】 太陰太陽暦で，吉凶を定める基準となる六つの日。すなわち，先勝(センシヨウ)・友引・先負(センブ)・仏滅・大安・赤口(シヤツコウ)の六つの星にあたる日。六輝(ロツキ)。六曜星。 →六曜[表]