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わ-おんな ―ヲンナ 【我女・吾女】 (代)🔗🔉

わ-おんな ―ヲンナ 【我女・吾女】 (代) 二人称。女性に対して親しみまたは軽んじ侮る気持ちで用いる。おまえ。あんた。「市場にて,布一尺もえ売らいで,さのみ人の聞くに物な言ふそ,―/狂言・吃」

わか [1] 【若】🔗🔉

わか [1] 【若】 (1)幼児。主に,身分の高い人の男児をいう。「後嗣(アト)の―も彼方(アツチ)に出来たのですから/黒潮(蘆花)」「三歳の―をうしなはれ/曾我 3」 (2)若いこと。幼いこと。「―の御有様やと,らうたく見奉り給ひて/源氏(葵)」 (3)延年舞・幸若舞で,若音(ワカネ)の役を務める稚児。 (4)名詞や動詞などと複合して用いられる。(ア)若い,若くしてそうなる,幼いなどの意を表す。「―者」「―しらが」「年―」「―返る」(イ)一家の中で,世代の新しい方の意を表す。「―旦那」「―奥様」

わ-か [1] 【和歌・倭歌】🔗🔉

わ-か [1] 【和歌・倭歌】 (1)漢詩に対して,奈良時代までに発生した日本固有の詩歌の称。長歌・短歌・旋頭(セドウ)歌・片歌などの総称。後世,他の形式がすたれ,もっぱら短歌をさすようになった。やまとうた。 (2)〔万葉集の題詞から〕 和(コタ)える歌。唱和した歌。かえしうた。 (3)(普通「ワカ」と書く)能で,多く舞の直後に来る謡物。短歌の形式をなす。

――を揚(ア)・ぐ🔗🔉

――を揚(ア)・ぐ (高音で)祝いの歌をうたう。「めでたい―・げて,舞くだりにいたせ/狂言・三人夫」

わ-が [1] 【我が・吾が】 (連体)🔗🔉

わ-が [1] 【我が・吾が】 (連体) 〔文章や演説などに使う〕 (1)わたくしの。自分の。「―国」「―子」 (2)自分たちに共通のものであることを表す。われわれの。「―日本の前途」

わか-あゆ [0] 【若鮎】🔗🔉

わか-あゆ [0] 【若鮎】 (1)三月ごろ川を上ってくる,若くて勢いのよい鮎。小鮎。[季]春。 (2)若くぴちぴちした姿の形容。「―のような生徒たち」

わか-い ― [2] 【若井】🔗🔉

わか-い [2] 【若井】 若水をくむ井戸。

わ-かい [0] 【和解】 (名)スル🔗🔉

わ-かい [0] 【和解】 (名)スル (1)争いをやめ,仲直りすること。 (2)〔法〕 民事上の紛争で,紛争当事者が互いに譲歩しあってその争いをやめること。当事者の契約による裁判外の和解と,確定判決と同一の効力を持つ裁判所により行われる裁判上の和解がある。 (3)「わげ(和解)」に同じ。

大辞林 ページ 157146