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わらわ-やみ ワラハ― 【瘧】🔗🔉

わらわ-やみ ワラハ― 【瘧】 〔「童病み」の意か〕 間欠熱の出る病気。おこり。「―にわづらひ給ひて/源氏(若紫)」

わら-わら (副)🔗🔉

わら-わら (副) (1)散り乱れるさま。ばらばら。「紙ぎぬのきたなきが,―とやれたるが上に/平家(六末・延慶本)」 (2)「わららか」に同じ。「―と思ふ事なげなる御けしきに/苔の衣」

わらわれ-ぐさ ワラハレ― [4] 【笑われ種】🔗🔉

わらわれ-ぐさ ワラハレ― [4] 【笑われ種】 人に笑われる材料。物笑いの種。

わらわれ-もの ワラハレ― [0] 【笑われ者】🔗🔉

わらわれ-もの ワラハレ― [0] 【笑われ者】 人からさげすみ笑われる者。笑い者。「世の―となる」

わらんじ ワランヂ 【草鞋】🔗🔉

わらんじ ワランヂ 【草鞋】 「わらじ(草鞋)」に同じ。「やつちの糸の―をはき/幸若・山中常盤」

わらんず ワランヅ 【草鞋】🔗🔉

わらんず ワランヅ 【草鞋】 「わらじ(草鞋)」に同じ。わろうず。「―などいふ物しばりはき/平家 2」

ワラント-さい [4] 【―債】🔗🔉

ワラント-さい [4] 【―債】 〔ワラント(warrant)は保証する意〕 ⇒新株引受権付社債(シンカブヒキウケケンツキシヤサイ)

わらん-べ 【童】🔗🔉

わらん-べ 【童】 〔「わらわべ」の転〕 子供。また,元服をしない,童形のままの者。「是こそ京―のよぶなる上総の悪七兵衛景清よ/平家 11」

わらんべぐさ 【わらんべ草】🔗🔉

わらんべぐさ 【わらんべ草】 狂言の伝書。五冊。大蔵虎明(トラアキラ)著。1660年成立。狂言や間(アイ)の演技の約束事・秘事・歴史・故事などを記し,一子相伝の秘書として古来の芸統の退転を防止しようとしたもの。

わり [0] 【割】🔗🔉

わり [0] 【割】 〔動詞「割る」の連用形から〕 (1)歩合の単位。一〇分の一。「三―」 (2)ある数量と他の数量との関係。ある数量の変化に応じてもう一方の数量の変化する程度。割合。「三日に一冊の―で本を読む」 (3)ある物事の状態・程度から当然予想される結果を基準として比較した具合。また,他の同種の物事を基準として比較したときの程度。「細い―に丈夫だ」「―のいい仕事」 (4)相撲で,取組。また,取組表。 (5)割り当て。割り前。「―さへかからぬ事でござらば/浮世草子・歌三味線」 (6)道理。理(コトワリ)。訳。「女郎買が出来ねえといふ―でもねえが/洒落本・無陀物語」 (7)「割り麦」に同じ。 (8)「割り床」に同じ。

大辞林 ページ 157257