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――劣らじと🔗🔉

――劣らじと 負けるものかと。われがちに。われさきに。「―たたかへば/平家 7」

――思う、故(ユエ)に我あり🔗🔉

――思う、故(ユエ)に我あり ⇒コギト-エルゴ-スム

――か人か🔗🔉

――か人か 自分なのか他人なのかわからない状態。心が乱れて,茫然とした状態。「あまびこのおとづれじとぞ今は思ふ―と身をたどる世に/古今(雑下)」

――関せず🔗🔉

――関せず 「我関せず焉(エン)」に同じ。

――関せず焉(エン)🔗🔉

――関せず焉(エン) 〔「焉」は漢文で,語調を整える助字〕 自分は関係がない。超然としているさま,また積極的にかかわろうとしないさまをいう。我関せず。

――こそは🔗🔉

――こそは 自分こそは。意気込んで物事をするさまを表す語。「―と思う者はふるって応募されたし」

――と思わん者🔗🔉

――と思わん者 自分こそすぐれている,自信があると思う人。

――に返・る🔗🔉

――に返・る (1)意識をとりもどす。気がつく。蘇生する。 (2)興奮がさめる。

――にもあら🔗🔉

――にもあら (1)我にもなく。 (2)不本意ながら。やむをえず。「いたく乞ひければ,―でとらせたりければ/宇治拾遺 14」

――にも無く🔗🔉

――にも無く 無意識のうちに。夢中で。我知らず。我にもあらず。「―取り乱してしまった」

――はと思・う🔗🔉

――はと思・う 自分こそはすぐれていると思う。「女のすこし―・ひたるは,歌よみがましくぞある/枕草子 133」

――も我もと🔗🔉

――も我もと 人におくれをとるまいと。我劣らじと。「―かけつける」「―名乗りをあげる」

――を忘・れる🔗🔉

――を忘・れる 夢中になる。また,茫然(ボウゼン)自失する。

われ [0] 【割れ】🔗🔉

われ [0] 【割れ】 (1)割れること。また,割れたもの。かけら。「ガラスの―」 (2)勝負のつかないこと。引き分け。

大辞林 ページ 157275