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われ-いち 【我一】🔗🔉

われ-いち 【我一】 「我勝ちに」に同じ。「何れも―としこりかかつてせめ念仏を申/咄本・露が咄」

われ-か 【我か】 (連語)🔗🔉

われ-か 【我か】 (連語) (1)自分か。 (2)「我か人か」の略。「―のさまにておはしつきたり/源氏(夕顔)」

われ-かえ・る ―カヘル [3] 【割れ返る】 (動ラ五[四])🔗🔉

われ-かえ・る ―カヘル [3] 【割れ返る】 (動ラ五[四]) すっかり割れる。観衆の拍手・喚声などの大きいさまにいう。「―・るような拍手」

われ-かしこ 【我賢】 (形動ナリ)🔗🔉

われ-かしこ 【我賢】 (形動ナリ) 自分一人が賢いというように。「せめて―にかこちなし給へば/源氏(若菜下)」

われがち-に [0] 【我勝ちに】 (副)🔗🔉

われがち-に [0] 【我勝ちに】 (副) 人に先んじようとするさま。われさきに。「―逃げだす」

われ-がね [0] 【破れ鐘・割れ鐘】🔗🔉

われ-がね [0] 【破れ鐘・割れ鐘】 割れてひびの入った鐘。また,大きな濁った声のたとえ。「―のような声でどなる」

われ-から [1] 【割殻】🔗🔉

われ-から [1] 【割殻】 〔乾くと体が割れるからという〕 甲殻綱端脚目ワレカラ科の海産の節足動物の総称。体は軟甲でおおわれて細長く,体長5〜30ミリメートル。頭・胸・腹の三部より成るが,胸部が大部分を占める。胸部第二節にカマキリの前脚に似た付属肢を有し,触角が長い。海藻を食べる。トゲワレカラ・オオワレカラなど。動き方や形が奇妙なため,古来,和歌の題材とされた。「我から」に言いかけて詠まれたものが多い。 →我から 割殻 [図]

われ-から 【我から】 (副)🔗🔉

われ-から 【我から】 (副) (1)自分自身が原因で。自分のせいで。「―と音(ネ)をこそなかめ世をば恨みじ/古今(恋五)」 (2)われながら。「―哀れも押へかたき/平家(二中・延慶本)」

わ-れき [0] 【和暦】🔗🔉

わ-れき [0] 【和暦】 日本で使われた暦。また,日本の年号。

われ-ごえ ―ゴ [3][0] 【破れ声】🔗🔉

われ-ごえ ―ゴ [3][0] 【破れ声】 太い濁った声。がらがら声。

ワレサ Lech Wa sa🔗🔉

ワレサ Lech Wa sa (1943- ) ポーランドの政治家。1980年自主管理労組「連帯」を結成,議長として政府の弾圧に対抗。89年自由選挙に勝利,90年大統領に当選。

大辞林 ページ 157276