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わ・れる [0] 【割れる・破れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 わ・る🔗🔉

わ・れる [0] 【割れる・破れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 わ・る (1)力が加えられて,いくつかの部分に分かれる。くだける。「窓ガラスが―・れる」「卵が―・れた」 (2)切れ目や裂け目ができる。「大地震で地面が―・れた」「打たれて額が―・れる」 (3)まとまっていたものの,まとまりが失われる。分裂する。「党が二つに―・れる」「意見が―・れる」「票が―・れる」「ボリュームを上げると音が―・れる」「内輪ガ―・ルル/日葡」 (4)これまでわからなかったことが明らかになる。《割》「身元が―・れる」「話の筋が―・れる」「ほし(=犯人)が―・れる」「種が―・れる」 (5)(「割れるような」などの形で)(ア)声や音が非常に大きいの意を表す。「―・れるような拍手」「―・れんばかりの大歓声」(イ)頭痛がはげしい様子をいう。「頭が―・れそうに痛い」 (6)基準としていたある数値よりも小さくなる。《割》「一ドル一〇〇円の大台が―・れた」 (7)手形を割り引いてもらって現金になる。《割》 (8)あれやこれやと思って心が乱れる。「宵のまにいでて入りぬるみか月の―・れて物思ふころにもあるかな/古今(雑体)」 (9)分かれる。「瀬を早み岩にせかるる滝川の―・れても末に逢はむとぞ思ふ/詞花(恋上)」 〔「割る」に対する自動詞〕 [慣用] 尻が―・底が―・面が―

われ-われ [0] 【我我】🔗🔉

われ-われ [0] 【我我】 〔「われ」を重ねた語〕 ■一■ (代) (1)一人称。(ア)「われ」の複数。わたくしたち。われら。「―はあくまで戦う」「―は最善を尽くした」(イ)単数に用いる。みずからをへりくだっていう語。わたくし。「―の見立手のよき餅屋仕出し/浮世草子・文反古 4」 (2)二人称。複数の相手に対して用いる。おまえたち。「かかる身の果を―も外のやうにはおもふまじ/浮世草子・桜陰比事 2」 ■二■ (名) それぞれ一人一人。「もしも道にて追手のかかり―になるとても/浄瑠璃・曾根崎心中」

大辞林 ページ 157279