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いい【飯】🔗⭐🔉
いい イヒ 【飯】
米を蒸したり,炊いたりしたもの。麦・粟(アワ)などにもいう。「家にあれば笥(ケ)に盛る―を/万葉 142」
いい【
】🔗⭐🔉
いい イヒ 【
】
池などから水を流すために地中に埋めた木製の樋(トイ)。戸を開閉して水量を調節する。「鳥も居で幾よへぬらむ勝間田の池には―の跡だにもなし/後拾遺(雑四)」
】
池などから水を流すために地中に埋めた木製の樋(トイ)。戸を開閉して水量を調節する。「鳥も居で幾よへぬらむ勝間田の池には―の跡だにもなし/後拾遺(雑四)」
いい【謂】🔗⭐🔉
いい イヒ [1][0] 【謂】
(1)言うこと。「それは事情を知らない者の―だ」
(2)(「…のいい」の形で)いわれ。わけ。意味。「日暮れて道遠しとはまさにこの―であろう」
い-い【依違】🔗⭐🔉
い-い ―
[1] 【依違】 (名)スル
あいまいであること。どっちつかずの態度をとること。「―逡巡(シユンジユン)」「斯る猥瑣の是沙汰に女々しく―するは/くれの廿八日(魯庵)」
[1] 【依違】 (名)スル
あいまいであること。どっちつかずの態度をとること。「―逡巡(シユンジユン)」「斯る猥瑣の是沙汰に女々しく―するは/くれの廿八日(魯庵)」
い-い【遺意】🔗⭐🔉
い-い
― [1] 【遺意】
故人の意志。「父の―を継ぐ」
― [1] 【遺意】
故人の意志。「父の―を継ぐ」
いい【井伊】🔗⭐🔉
いい
イ 【井伊】
姓氏の一。江戸時代,近江彦根の譜代大名。遠江国引佐郡井伊谷に豪族として拠を構えたことに始まる。関ヶ原の功で近江の居を得,代々徳川家に仕える。
イ 【井伊】
姓氏の一。江戸時代,近江彦根の譜代大名。遠江国引佐郡井伊谷に豪族として拠を構えたことに始まる。関ヶ原の功で近江の居を得,代々徳川家に仕える。
いい【伊井】🔗⭐🔉
いい イ
【伊井】
姓氏の一。
【伊井】
姓氏の一。
い・い【好い・良い・善い】🔗⭐🔉
い・い [1] 【好い・良い・善い】 (形)
〔形容詞「よい」の終止形・連体形ヨイが近世にエイ(エエ)を経て転じたもの。現代の話し言葉では終止形・連体形には,普通,イイが用いられ,改まった場面ではヨイが用いられる。特に,俗語的な表現ではもっぱらイイが用いられる〕
「よい」に同じ。「赤いのと青いのとあるけど,どっちが―・い(=ドチラヲ選ブカ)?」「宝くじの一等が当たると―・いなあ」「―・い暮らし(=豊カナ暮ラシ)がしたい」「もうそろそろ着いても―・いころだ(=着イテ当然ノ時刻ダ)」「この車はあと―・いとこ(=長クテモ)三年しかもたないだろう」「―・いかい(=ヨクワカッテイルノカ),これが―・いと言ったのは君自身なんだよ」「―・いざまだ」「―・い年して(=フサワシイ年齢デハナイノニ)何ですか,そのかっこうは」
[慣用] 気が―・気味が―・小気味が―・調子が―・人が―・間が―・虫が―・要領が―
い-い【委蛇・逶
】🔗⭐🔉
い-い
― [1] 【委蛇・逶
】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「いだ」とも〕
うねうねと長く続くさま。「―たる長阪を登る/日光山の奥(花袋)」
― [1] 【委蛇・逶
】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「いだ」とも〕
うねうねと長く続くさま。「―たる長阪を登る/日光山の奥(花袋)」
い-い【怡怡】🔗⭐🔉
い-い [1] 【怡怡】 (ト|タル)[文]形動タリ
喜び楽しむさま。「煕煕(キキ)として語り―として笑ひ/佳人之奇遇(散士)」
い-い【易易】🔗⭐🔉
い-い [1] 【易易】 (ト|タル)[文]形動タリ
たやすいさま。困難のないさま。「それくらいは―たることだ」
い-い【唯唯】🔗⭐🔉
い-い 
[1] 【唯唯】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
さからわないで他人の言うままになるさま。唯々諾々(イイダクダク)。「―として従う」
■二■ (感)
同意・承諾を表す語。丁寧な返事に用いる語。「衆愚之愕々たるは,一賢之―には如かず/太平記 16」

[1] 【唯唯】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
さからわないで他人の言うままになるさま。唯々諾々(イイダクダク)。「―として従う」
■二■ (感)
同意・承諾を表す語。丁寧な返事に用いる語。「衆愚之愕々たるは,一賢之―には如かず/太平記 16」
い-い【依依】🔗⭐🔉
い-い [1] 【依依】 (形動タリ)
名残おしく離れがたいさま。恋い慕うさま。「―たり恋々たる心持ちである/草枕(漱石)」
いい-あい【言(い)合い】🔗⭐🔉
いい-あい イヒアヒ [0] 【言(い)合い】 (名)スル
言い争い。口げんか。口論。「激しく―している」
いい-あ・う【言(い)合う】🔗⭐🔉
いい-あ・う イヒアフ [3] 【言(い)合う】 (動ワ五[ハ四])
(1)互いに言う。口々に言う。「冗談を―・う仲」
(2)口げんかをする。口論する。「同僚と―・う」
いい-あ・てる【言(い)当てる】🔗⭐🔉
いい-あ・てる イヒ― [4] 【言(い)当てる】 (動タ下一)[文]タ下二 いひあ・つ
推量して言ったことが事実に合っている。予想が的中する。「相手の心配事を―・てる」
いい-あやま・る【言(い)誤る】🔗⭐🔉
いい-あやま・る イヒ― [5] 【言(い)誤る】 (動ラ五[四])
まちがって言う。言いそこなう。「駅名を―・る」
いい-あらそい【言(い)争い】🔗⭐🔉
いい-あらそい イヒアラソヒ [0] 【言(い)争い】 (名)スル
口げんか。口論。言い合い。「さっきから二人で―している」
いい-あらそ・う【言(い)争う】🔗⭐🔉
いい-あらそ・う イヒアラソフ [5] 【言(い)争う】 (動ワ五[ハ四])
口げんかする。口論する。「友人と些細(ササイ)なことで―・う」
いい-あらわ・す【言(い)表す】🔗⭐🔉
いい-あらわ・す イヒアラハス [5] 【言(い)表す】 (動サ五[四])
(1)言葉で表現する。「味を言葉で―・すのはむずかしい」
(2)隠していた事を口に出して,人に知られる。「つひにこれを―・しつることなど笑ふに/枕草子 9」
[可能] いいあらわせる
いい-ある・く【言(い)歩く】🔗⭐🔉
いい-ある・く イヒ― [4] 【言(い)歩く】 (動カ五[四])
言い触らして歩く。
いい-あわ・せる【言い合(わ)せる】🔗⭐🔉
いい-あわ・せる イヒアハセル [5] 【言い合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 いひあは・す
(1)あらかじめ話し合って決めておく。申し合わせる。「二人は―・せたように同じ本を買ってきた」
(2)互いに言う。語り合う。「なほめでたきことどもなど―・せてゐたる/枕草子 49」
(3)相談する。「はかなきあだ事をも,まことの大事をも,―・せたるに/源氏(帚木)」
いい-い・ず【言ひ出づ】🔗⭐🔉
いい-い・ず イヒイヅ 【言ひ出づ】 (動ダ下二)
口に出して言う。「…とおもへど,―・でむもたよりなさに/伊勢 63」
いい-いだ・す【言ひ出だす】🔗⭐🔉
いい-いだ・す イヒ― 【言ひ出だす】 (動サ四)
(1)中から外へ向かって言葉をかける。「局の内より,これこれにやと―・したれば/徒然 238」
(2)「言い出す」に同じ。「近く人の―・せるなり/徒然 147」
いい-いれ【言ひ入れ】🔗⭐🔉
いい-いれ イヒ― 【言ひ入れ】
(1)申し込み。「段々の―に,親方の相談極まり/滑稽本・根無草後編」
(2)結婚の申し込み。結納。「どれぞ媒人頼みて本式の―はお前から/浄瑠璃・鑓の権三(上)」
いい-い・れる【言(い)入れる】🔗⭐🔉
いい-い・れる イヒ― [4] 【言(い)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 いひい・る
(1)申し込む。特に,結婚を申し込む。「いずれ真砂町様へ―・れるに違ひますまい/婦系図(鏡花)」
(2)中にいる人に向かって外からものを言う。「山より,僧都の御消息にて,参りたる人なんある,と―・れたり/源氏(夢浮橋)」
(3)物の中や人の耳に,言葉を入れ込めるように,言う。「もの言はまほしくなれば,穴を掘りては―・れ侍りけめ/大鏡(序)」
いい-うまや【飯駅】🔗⭐🔉
いい-うまや イヒ― 【飯駅】
平安時代,男踏歌の際に膳(ゼン)を供して舞人をもてなす所。
→水駅(ミズウマヤ)
いいえ🔗⭐🔉
いいえ [3] (感)
問いかけや誘いかけに対して答えが否定的であることを示す語。そうではない。いや。「『中村さんのお宅ですか』『―,ちがいます』」
いいお【飯尾】🔗⭐🔉
いいお イヒヲ 【飯尾】
姓氏の一。
いいお-そうぎ【飯尾宗祇】🔗⭐🔉
いいお-そうぎ イヒヲ― 【飯尾宗祇】
⇒宗祇(ソウギ)
いいおか【飯岡】🔗⭐🔉
いいおか イヒヲカ 【飯岡】
千葉県北東部,海上郡の町。九十九里浜北東端に位置する。
いいおか-の-すけごろう【飯岡助五郎】🔗⭐🔉
いいおか-の-すけごろう イヒヲカ―スケゴラウ 【飯岡助五郎】
(1792-1859) 江戸後期の博徒(バクト)。相模(サガミ)の人。下総(シモウサ)国飯岡で貸し元となり,笹川繁蔵と勢力を争った。講談・浪曲の「天保水滸伝」に登場。
いい-おき【言(い)置き】🔗⭐🔉
いい-おき イヒ― [0] 【言(い)置き】 (名)スル
(1)言い残しておくこと。また,その言葉。「留守番の者に―しておきます」
(2)遺言。「人にも―などせられし/右京大夫集」
いい-お・く【言(い)置く】🔗⭐🔉
いい-お・く イヒ― [3] 【言(い)置く】 (動カ五[四])
立ち去るときに話しておく。「留守中の注意を―・いて出かける」
いい-おく・る【言(い)送る】🔗⭐🔉
いい-おく・る イヒ― [4] 【言(い)送る】 (動ラ五[四])
(1)手紙や伝言で,離れた所の人に用事などを伝える。「すぐに帰郷せよと―・る」
(2)人から人に順々に言葉を伝える。
いい-おく・れる【言(い)遅れる・言(い)後れる】🔗⭐🔉
いい-おく・れる イヒ― [5][0] 【言(い)遅れる・言(い)後れる】 (動ラ下一)
もっと早く言うべきことが,後回しになる。
いい-おとこ【好い男】🔗⭐🔉
いい-おとこ ―ヲトコ [1] 【好い男】
(1)美男子。好男子。「役者にしたいような―」
(2)相撲(スモウ)取りなどをさして言う語。「―裸で弓をとりをさめ/柳多留 14」
いい-おと・す【言い落(と)す】🔗⭐🔉
いい-おと・す イヒ― [4] 【言い落(と)す】 (動サ五[四])
(1)話の間で言うべきことを言わないでしまう。言いもらす。「肝心な用件を―・す」
(2)悪く言う。けなす。「人の,『いと,かたはなるもの』に―・すなるかたち/源氏(常夏)」
いい-およ・ぶ【言(い)及ぶ】🔗⭐🔉
いい-およ・ぶ イヒ― [4] 【言(い)及ぶ】 (動バ五[四])
あることに話が触れる。言及する。「会社の内情にまで―・ぶ」
いい-がい【言い甲斐】🔗⭐🔉
いい-がい イヒガヒ [0] 【言い甲斐】
わざわざ言葉に出して言うだけの価値。言っただけの効果。「忠告の―がない」
いい-がい【飯匙】🔗⭐🔉
いい-がい イヒガヒ 【飯匙】
しゃもじ。「手づから―取りて/伊勢 23」
いいがい-な・し【言ひ甲斐無し】🔗⭐🔉
いいがい-な・し イヒガヒ― 【言ひ甲斐無し】 (形ク)
(1)言ってきかせても効果がない。「聞きいれる気色のなきに,お民―・しと断念して/経つくえ(一葉)」
(2)取り立てて言うだけの値打ちがない。つまらない。「―・き者の讒言により,御中違はれ候ふ事/謡曲・船弁慶」
〔中世以降の語。中古は「いふかいなし」を用いた〕
→いうかいなし
いい-かえ【言(い)換え・言(い)替え】🔗⭐🔉
いい-かえ イヒカヘ [0] 【言(い)換え・言(い)替え】
同じ事柄を別の言葉で言い表すこと。また,その言葉。「―がきかない」
いい-かえ・す【言(い)返す】🔗⭐🔉
いい-かえ・す イヒカヘス [3] 【言(い)返す】 (動サ五[四])
(1)相手の言葉に対応した言葉で返答する。また,抗弁する。「負けずに―・す」
(2)前に言ったことをもう一度言う。
[可能] いいかえせる
いい-か・える【言(い)換える・言(い)替える】🔗⭐🔉
いい-か・える イヒカヘル [4][3] 【言(い)換える・言(い)替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 いひか・ふ
同じ事柄を別の言葉で言い表す。言い直す。「わかりやすく―・える」
いい-かお【好い顔】🔗⭐🔉
いい-かお ―カホ [1] 【好い顔】
■一■ (名)
顔がきくこと。顔役。「あの店では―だ」
■二■ (連語)
(1)機嫌の良い顔。「帰宅が遅いので家族が―をしない」
(2)小児のすました顔。
いい-がかり【言い掛(か)り】🔗⭐🔉
いい-がかり イヒ― [0] 【言い掛(か)り】
(1)難癖をつけること。また,その難癖。「―をつける」「とんでもない―だ」
(2)言い出してあとに引けない状態になること。「こちも引かれぬ―/浄瑠璃・丹波与作(中)」
いい-かか・る【言ひ掛かる】🔗⭐🔉
いい-かか・る イヒ― 【言ひ掛かる】 (動ラ四)
〔「いいがかる」とも〕
(1)話しかける。言い寄る。「うるさきたはぶれごと,―・り給ふを/源氏(玉鬘)」
(2)言い出して意地になる。「あれも―・つた事ぢや程にききさうもない/狂言・犬山伏」
(3)無理を言って相手を困らせる。言いがかりをつける。「利銀をきつと母屋からすまし給へと―・り/浮世草子・胸算用 1」
いい-かけ【言(い)掛け】🔗⭐🔉
いい-かけ イヒ― [0] 【言(い)掛け】
(1)話しかけること。また,話しかけた話を途中でやめること。
(2)「掛け詞(コトバ)」に同じ。
(3)言いがかりをつけること。「銀が欲しくはきたない―せうより/浄瑠璃・生玉心中(上)」
(4)なぞなぞの問いかけの言葉。「それは―で合点ぢや,其さつまの守の心をおしやれといふに/狂言・薩摩守(虎寛本)」
いい-か・ける【言(い)掛ける】🔗⭐🔉
いい-か・ける イヒ― [4] 【言(い)掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 いひか・く
(1)あることを話し始める。「―・けてやめる」
(2)人に,話したり,手紙などで言葉をかける。「無理難題を―・ける」
(3)和歌などで,掛け詞(コトバ)を使う。
(4)罪などを人に負わせるように言う。「盗人ト―・ケテ/天草本伊曾保」
いい-かげん【好い加減】🔗⭐🔉
いい-かげん 【好い加減】
■一■ (連語)
よい程度。適度。よいかげん。「風呂は―だ」
■二■ [0] (形動)
(1)ほどほどにしたいさま。「もう―にしろよ」「―なところで今日は切り上げよう」
(2)無責任なさま。でたらめ。「―なことばかり言う」「仕事がいつも―だ」
(3)徹底しないさま。中途半端。「―なことでは白状しない」
■三■ [0] (副)
かなり。相当。大分。不満な気持ちを込めていう。「―疲れた」「―待たされた」「―いやになる」
[派生] ――さ(名)
いい-かた【言(い)方】🔗⭐🔉
いい-かた イヒ― [0] 【言(い)方】
ものの言いよう。言葉づかい。「―が気に入らない」
いい-がた・い【言(い)難い】🔗⭐🔉
いい-がた・い イヒ― [4] 【言(い)難い】 (形)[文]ク いひがた・し
うまく言うことができない。言いにくい。「何とも―・い味だ」「いわく―・い」
いい-か・つ【言(い)勝つ】🔗⭐🔉
いい-か・つ イヒ― [3] 【言(い)勝つ】 (動タ五[四])
言い争って勝つ。言い負かす。「結局,口のうまい奴が―・った」
[可能] いいかてる
いい-かな・う【言ひ叶ふ】🔗⭐🔉
いい-かな・う イヒカナフ 【言ひ叶ふ】 (動ハ下二)
適切な表現をする。「このごろの歌は,一ふしをかしく―・へたりと見ゆるはあれど/徒然 14」
いい-か・ねる【言(い)兼ねる】🔗⭐🔉
いい-か・ねる イヒ― [4] 【言(い)兼ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 いひか・ぬ
(1)口に出して言うことをためらう。「私の口からは―・ねる」
(2)「言いかねない」の形で,「言うかもしれない」の意を表す。「やめる,などと―・ねない」
いい-かぶ・せる【言い被せる】🔗⭐🔉
いい-かぶ・せる イヒ― [5] 【言い被せる】 (動サ下一)[文]サ下二 いひかぶ・す
罪や責任を他人に負わせるように言い立てる。「殿様の金を大分つかひこみわつちがととさんに―・せ/洒落本・蕩子筌枉解」
いい-かわ・す【言(い)交わす】🔗⭐🔉
いい-かわ・す イヒカハス [4] 【言(い)交わす】 (動サ五[四])
(1)互いに言う。言葉をかわす。「余りの美しさに,二人は何とも―・す語(コトバ)さへなく/あめりか物語(荷風)」
(2)言葉をかわして約束する。特に,結婚の約束をする。「―・した仲」
(3)歌や詩を互いに作る。「なほなほしき事どもを―・してなむ心のべける/源氏(東屋)」
[可能] いいかわせる
いい-き【好い気】🔗⭐🔉
いい-き [1] 【好い気】 (名・形動)
客観的に見ればそんな風にはできないはずであるのに,自分だけが得意になっている様子。「―なもんだ」「すっかり―になる」
い-いき【異域】🔗⭐🔉
い-いき ―
キ [1] 【異域】
外国。異国。
キ [1] 【異域】
外国。異国。
いい-きか・す【言(い)聞かす】🔗⭐🔉
いい-きか・す イヒ― [4][0] 【言(い)聞かす】
■一■ (動サ五[四])
「いいきかせる」に同じ。「もう一度―・す必要がある」
■二■ (動サ下二)
⇒いいきかせる
いい-きか・せる【言(い)聞かせる】🔗⭐🔉
いい-きか・せる イヒ― [5] 【言(い)聞かせる】 (動サ下一)[文]サ下二 いひきか・す
(1)(子供などに)十分に説明して納得させる。教えさとす。「道路で遊ばないように―・せる」
(2)話して聞かせる。「悪しきことを―・せければ/大和 156」
いい-きぜん【好い気前】🔗⭐🔉
いい-きぜん 【好い気前】 (形動)
〔近世口語〕
いい気なさま。「ほんにほんに思ひやりもねえ。―だあ/滑稽本・浮世風呂(前)」
いい-きみ【好い気味】🔗⭐🔉
いい-きみ [1] 【好い気味】 (名・形動)
〔「いいきび」とも〕
胸のすくこと。痛快であること。日頃憎く思う相手の災難や失敗を喜び,あざけって言う語。「しかられて―だ」
いい-きり【言(い)切り】🔗⭐🔉
いい-きり イヒ― [0] 【言(い)切り】
末尾に用言・助詞・助動詞などがきて文が完結すること。文の終止。
いいぎり🔗⭐🔉
いいぎり [0]
昆虫カマドウマの別名。
いい-ぎり【飯桐・椅】🔗⭐🔉
いい-ぎり イヒ― [0][1] 【飯桐・椅】
イイギリ科の落葉高木。本州以西から東アジアに分布。高さ15メートル内外。雌雄異株。幹はキリに似る。葉は心臓形。秋にナンテンに似た赤い球形の果実をつける。昔,この葉で飯を包んだという。ナンテンギリ。
いい-き・る【言(い)切る】🔗⭐🔉
いい-き・る イヒ― [3] 【言(い)切る】 (動ラ五[四])
(1)自信や決意をもってはっきり言う。断言する。「絶対に間違いはないと―・る」
(2)言い終わる。最後まで言う。「思うことを半分も―・らないうちに時間になった」
(3)はっきり言葉に出して相手との関係を断つ。「右近は―・りつる由言ひゐたるに/源氏(浮舟)」
[可能] いいきれる
いい-ぐさ【言い種・言(い)草】🔗⭐🔉
いい-ぐさ イヒ― [0] 【言い種・言(い)草】
(1)口に出す言葉。また,ものの言い方。「古い―だが」「―が気に入らない」
(2)言い訳。口実。「そんな―は通用しない」
(3)話の種。語りぐさ。
(4)言いがかり。「何もおらあおめえに―を言つて,やりこめられに来はしねえぜ/人情本・辰巳園 3」
いい-くさ・す【言い腐す】🔗⭐🔉
いい-くさ・す イヒ― [4] 【言い腐す】 (動サ五[四])
けちをつける。けなす。「相手を散々に―・す」
いい-くだ・す【言ひ下す】🔗⭐🔉
いい-くだ・す イヒ― 【言ひ下す】 (動サ四)
(1)すらすらと言う。また,文章などをすらすらと書く。「ほ句は頭よりすら
と―・し来るを上品(ジヨウボン)とす/去来抄」
(2)自分より身分の低い人に言い送る。[日葡]

と―・し来るを上品(ジヨウボン)とす/去来抄」
(2)自分より身分の低い人に言い送る。[日葡]
いい-くら・す【言い暮(ら)す】🔗⭐🔉
いい-くら・す イヒ― [4] 【言い暮(ら)す】 (動サ五[四])
その事ばかり言って日を過ごす。「毎日小言ばかりを―・す」
いい-くる・める【言い包める】🔗⭐🔉
いい-くる・める イヒ― [5] 【言い包める】 (動マ下一)[文]マ下二 いひくる・む
言葉巧みに話して,自分の意見に従わせる。口先でまるめこむ。「黒を白と―・める」
いいあてる【言い当てる】(和英)🔗⭐🔉
いいあてる【言い当てる】
guess right.
いいあやまる【言い誤る】(和英)🔗⭐🔉
いいあやまる【言い誤る】
make a slip of the tongue.→英和
いいあらためる【言い改める】(和英)🔗⭐🔉
いいあらためる【言い改める】
correct oneself.
いいあわせる【言い合わせる】(和英)🔗⭐🔉
いいあわせる【言い合わせる】
arrange beforehand.言い合わせたように as if prearranged;unanimously.→英和
いいえて【言い得て妙】(和英)🔗⭐🔉
いいえて【言い得て妙】
cleverly expressed.
いいおき【言い置き】(和英)🔗⭐🔉
いいおき【言い置き】
a message.→英和
いいおくる【言い送る】(和英)🔗⭐🔉
いいおくる【言い送る】
sendword[a message](伝言);write(書面で).→英和
いいおとす【言い落とす】(和英)🔗⭐🔉
いいおとす【言い落とす】
forget[omit]to say[mention].
いいがい【言い甲斐がない(ある)】(和英)🔗⭐🔉
いいがい【言い甲斐がない(ある)】
be (not) a waste of words.
いいかえす【言い返す】(和英)🔗⭐🔉
いいかえす【言い返す】
answer back;retort.→英和
いいかえる【言い換える】(和英)🔗⭐🔉
いいかえる【言い換える】
say in other words;paraphrase (文を).→英和
言い換えれば in other words;that is (to say).
いいかお【好い顔】(和英)🔗⭐🔉
いいかお【好い顔】
(1) good looks.(2) an influential person (有力な人).
あまり〜をしない be[look]not oversatisfied.
いいがかり【言い掛り】(和英)🔗⭐🔉
いいがかり【言い掛り】
a false charge.〜をつける accusefalsely;pick a quarrel.→英和
いいかける【言いかける】(和英)🔗⭐🔉
いいかける【言いかける】
speak[talk](話しかける);→英和
be about[going]to speak (言い出す).
いいかた【言い方】(和英)🔗⭐🔉
いいかた【言い方】
a way of speaking;(a turn of) expression.→英和
いいかねる【言い兼ねる】(和英)🔗⭐🔉
いいかねる【言い兼ねる】
hesitate to say.
いいかわす【言い交す】(和英)🔗⭐🔉
いいかわす【言い交す】
exchange words;exchange vows (of love).言い交した仲 plighted lovers.
いいきる【言い切る】(和英)🔗⭐🔉
いいきる【言い切る】
(1)[断言する]say positively;declare.→英和
(2)[言い終わる]finish saying.
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