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つち-いきれ【土いきれ】🔗🔉

つち-いきれ [3] 【土いきれ】 太陽に照らされて土が熱気を発すること。

つち-いみ【土忌み】🔗🔉

つち-いみ [0] 【土忌み】 陰陽道(オンヨウドウ)で,土公神(ドクジン)などの地の神のいる方角を犯して工事をすることを忌むこと。やむを得ぬ場合は一時ほかの場所へ方違(カタタガ)えをする。

つち-いれ【土入れ】🔗🔉

つち-いれ [0][4] 【土入れ】 麦・陸稲などの栽培で,生育の初期および中期に霜害を防ぎ徒長を抑えるため,土を株の中にふるいこむこと。また,その作業。

つち-うす【土臼】🔗🔉

つち-うす [3] 【土臼】 ⇒磨(ス)り臼(ウス)

つちうら【土浦】🔗🔉

つちうら 【土浦】 茨城県中南部の市。霞ヶ浦西端に臨む。近世,土屋氏九万五千石の城下町,水戸街道の宿場町。古くから醤油醸造が行われる。

つち-おおね【土大根】🔗🔉

つち-おおね ―オホネ 【土大根】 ダイコンの異名。「―をよろづにいみじき薬とて/徒然 145」

つち-おと【槌音】🔗🔉

つち-おと [0][3] 【槌音】 (家を建てるときの)材木を槌でたたく音。「復興の―が響く」

つち-かめむし【土椿象・土亀虫】🔗🔉

つち-かめむし [4] 【土椿象・土亀虫】 ツチカメムシ科の昆虫。体長10ミリメートル内外。体は光沢のある黒色あるいは黒褐色。足には多数の小刺毛がある。落ち葉の下や土中にすむ。日本各地に分布。

つち-け【土気】🔗🔉

つち-け [3] 【土気】 (名・形動)[文]ナリ (1)土のようす。「―がよい」 (2)田舎くさいこと。どろくさいこと。また,そのさま。「早う拝みたいと,きよろするも―なり/浄瑠璃・兼好法師」

つちけ-いろ【土気色】🔗🔉

つちけ-いろ [0] 【土気色】 土のような色。やつれて血の気のない顔色をいう。つちいろ。

つち-こつ【槌骨】🔗🔉

つち-こつ [2] 【槌骨】 耳小骨の一。鼓膜の内側に接してあり,音波の振動を砧骨(キヌタコツ)に伝える。形が槌に似る。ついこつ。つちぼね。

つち-こね【土捏ね】🔗🔉

つち-こね [4][3][0] 【土捏ね】 (1)土をこねること。 (2)壁土をこねる職人。左官。 (3)壁土をこねる道具。

つち-すり【腴】🔗🔉

つち-すり 【腴】 魚の腹の下の肥えた所。すなずり。[和名抄]

つち-たら【独活】🔗🔉

つち-たら 【独活】 ウドの古名。[和名抄]

つち-とりもち【土鳥黐】🔗🔉

つち-とりもち [3] 【土鳥黐】 ツチトリモチ科の多年草。暖地の山中に生え,ハイノキなどの根に寄生する。全体に肉質。根茎は塊状。茎は高さ10センチメートル内外で,鱗片葉を互生。雌雄異株。秋,茎頂に卵形赤色の花穂を立て,雌花を密生する。雄株は知られていない。根茎から鳥黐をつくる。土山黐(ツチヤマモチ)。山寺坊主。

つち-ならし【土均し】🔗🔉

つち-ならし [3] 【土均し】 田畑などの土くれを砕き,高低をならして平らにすること。また,そのための農具。

つち-の-え【戊】🔗🔉

つち-の-え [3] 【戊】 〔「土の兄(エ)」の意〕 十干(ジツカン)の第五。

つち-の-かみ【土の神】🔗🔉

つち-の-かみ [4] 【土の神】 (1)土をつかさどる神。埴安姫(ハニヤスヒメ)・埴山姫(ハニヤマヒメ)など。 (2)「土公神(ドクジン)」に同じ。

つち-の-こ【槌の子】🔗🔉

つち-の-こ [0] 【槌の子】 (1)小槌(コヅチ)のこと。 (2)前額と後頭部とが出っぱった頭の形。また,その人。さいづちあたま。「殿様お馬,―は槍持/歌舞伎・壬生大念仏」 (3)不器用な人。「大形は針手の利かぬ―は/浮世草子・禁短気」 (4)想像上の動物。胴の太い蛇のような形をしているとされる。のづち。

つち-の-と【己】🔗🔉

つち-の-と [3] 【己】 〔「土の弟(ト)」の意〕 十干(ジツカン)の第六。

つち-はし【土橋】🔗🔉

つち-はし 【土橋】 〔「つちばし」とも〕 ⇒どばし(土橋)

つち-はらい【土払い】🔗🔉

つち-はらい ―ハラヒ [3] 【土払い】 牛車に付けた泥よけ。

つち-はり【土針】🔗🔉

つち-はり 【土針】 ツクバネソウのこと。またはメハジキのこととも。「我がやどに生ふる―心ゆも/万葉 1338」

つち-はりつけ【土磔】🔗🔉

つち-はりつけ 【土磔】 地面に板を敷き,その上に罪人を寝かせて行うはりつけの刑。どばっつけ。つちはっつけ。「土に板をしきて―といふ物にして/平治(下・古活字本)」

つち-ひき【槌引き】🔗🔉

つち-ひき [0][4] 【槌引き】 年内に二人の死者があったとき,三人目が出るのを避けるとして行うまじない。木槌を三人目の死者として葬送する。人形を葬る所もある。

つち-ふ・る【土降る・霾る】🔗🔉

つち-ふ・る 【土降る・霾る】 (動ラ四) 黄砂(コウサ){(4)}が降ってくる。[季]春。「雲端に―・る心地して/奥の細道」

つち-ふるい【土篩】🔗🔉

つち-ふるい ―フルヒ [3] 【土篩】 土のかたまりをふるい分ける目の粗い篩。

つち-へん【土偏】🔗🔉

つち-へん [0] 【土偏】 漢字の偏の一。「坂」「地」などの「土」の部分。どへん。

つち-ま【土間】🔗🔉

つち-ま 【土間】 「どま(土間)」に同じ。「―ひえあがりけるにぞ/浮世草子・五人女 4」

つち-まつり【土祭(り)】🔗🔉

つち-まつり [3] 【土祭(り)】 ⇒地鎮祭(ジチンサイ)

つち-み【土見】🔗🔉

つち-み [0] 【土見】 茶入れや茶碗などの素地(キジ)が露出している部分。土見せ。 →茶入れ

つち-むろ【土室】🔗🔉

つち-むろ [0] 【土室】 土を塗り固めて作った室。また,地中にこしらえた穴倉。土屋。

つち-もち【土持(ち)】🔗🔉

つち-もち [4][3][0] 【土持(ち)】 建築や土木工事などの際に,土砂を運ぶこと。また,その人。

つち-もん【土門】🔗🔉

つち-もん [0] 【土門】 築地塀(ツイジベイ)に作った,屋根のない門。

つちや-やすちか【土屋安親】🔗🔉

つちや-やすちか 【土屋安親】 (1670-1744) 江戸中期の金工。出羽国庄内の人。通称,弥五八,東雨と号す。江戸に出て奈良派の門に入り,のち,松平頼貞に仕え大成。作域は広く,素銅を主とした作品は佳作が多い。

つち-やき【土焼(き)】🔗🔉

つち-やき [0] 【土焼(き)】 ⇒どやき(土焼)

つち-やま【土山】🔗🔉

つち-やま 【土山】 滋賀県甲賀郡の町。東海道鈴鹿越えの宿場町として発展。坂上田村麻呂をまつる田村神社がある。 →間(アイ)の土山

つち-やまもち【土山黐】🔗🔉

つち-やまもち [3] 【土山黐】 植物ツチトリモチの別名。

つちゆ-おんせん【土湯温泉】🔗🔉

つちゆ-おんせん ―ヲンセン 【土湯温泉】 福島市南西,荒川の渓谷にある温泉。硫化水素泉・重曹泉など。吾妻小富士の南麓に位置する。

つち-よせ【土寄せ】🔗🔉

つち-よせ [0] 【土寄せ】 (名)スル 農作物の根元に土を寄せかけること。根をしっかり張らせるためや,ネギなどの軟化のために行う。

つち-わり【土割(り)】🔗🔉

つち-わり [0][4] 【土割(り)】 土塊を砕くのに用いる柄の長い槌状の農具。

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