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ナノnano🔗🔉

ナノ [1] nano 単位に冠して,10 すなわち一〇億分の一の意を表す語。記号 n

な-の🔗🔉

な-の (連語) □一□〔形容動詞の連体形語尾「な」に準体助詞「の」がついたもの〕 (1)下降調のイントネーションを伴って,念を押したり,断定したりする意を表す。「ここはとても静か―」 (2)上昇調のイントネーションを伴って,質問の意を表す。「今日はどうしてこんなににぎやか―?」 □二□〔助動詞「だ」の連体形「な」に準体助詞「の」が付いたもの〕 (1){□一□(1)}に同じ。「ここが私の生まれた家―」 (2){□一□(2)}に同じ。「今日はお休み―?」

な-の-おおつ【那大津】🔗🔉

な-の-おおつ ―オホツ 【那大津】 博多津の旧称。那津(ナノツ)。

なの-か【七日】🔗🔉

なの-か [0] 【七日】 〔「なぬか」の転〕 (1)月の七番目の日。なぬか。 (2)七つの日数。七日間。なぬか。

な-の-くに【奴国】🔗🔉

な-の-くに 【奴国】 弥生中・後期,福岡県博多地方にあった小国。「後漢書(東夷伝)」倭(ワ)の条に,紀元57年に倭の奴国が朝貢し光武帝から印綬を授けられたことがみえ,福岡県志賀島で発見された「漢委奴国王」の金印がこれにあたると推定されている。また「三国志(魏書・東夷伝)」倭の条に,邪馬台国支配下の一国として奴国がみえる。「日本書紀(仲哀)」の儺県(ナノアガタ)(福岡市博多区)に相当するものと思われる。なこく。わのなのくに。

ナノセカンドnanosecond🔗🔉

ナノセカンド [3] nanosecond 時間の単位。一〇億分の一秒。

な-の🔗🔉

な-の (連語) 〔形容動詞の語尾または助動詞「だ」の連体形「な」に助詞「の」が付き,さらに断定の助動詞「だ」の付いたもの。話し言葉では「なんだ」となることが多い〕 強い断定を表す。「これが僕のやりたいこと―だ」「試合結果がよくなかったのは,何よりも練習時間が少なかったから―だ」 〔「だ」の活用に応じて,「なのだろう」「なのだった」「なのではないか」などの形でも用いられる〕

な-ので🔗🔉

な-ので (連語) 〔助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形語尾「な」に,原因・理由を表す接続助詞「ので」の付いたもの〕 …だから。…であるので。「雨―中止にした」「静か―読書に適している」

ナノテクノロジーnanotechnology🔗🔉

ナノテクノロジー [5][6] nanotechnology ナノ(一〇億分の一)メートルの精度を扱う技術の総称。マイクロ-マシンなどの加工・計測技術だけでなく,新素材の開発などをも含めていう。

な-のです🔗🔉

な-のです (連語) 〔形容動詞の語尾または助動詞「だ」の連体形「な」に助詞「の」が付き,さらに丁寧の助動詞「です」の付いたもの。話し言葉では「なんです」となることが多い〕 連語「なのだ」の丁寧な言い方として用いられる。「いよいよ私の出番―です」「このところ調子がよくないのは,長い間の無理がたたっているから―です」 〔「なのでしょう」「なのでした」などの形でも用いる〕

な-のに🔗🔉

な-のに [1] (接続) 〔連語「なのに」から〕 前文をうけ,逆接の意で下へ続ける。けれども。しかし。それなのに。「私はあんなに引きとめた。―,あなたは行ってしまった」

な-のに🔗🔉

な-のに (連語) 〔助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形語尾「な」に,逆接の接続助詞「のに」が付いたもの〕 …であるのに。…だけれども。「信号が赤―渡ろうとしている」「日中は暖か―朝晩はまだ冷え込む」

な-の-はな【菜の花】🔗🔉

な-の-はな [1] 【菜の花】 アブラナの花。また,アブラナの通称。[季]春。《―や月は東に日は西に/蕪村》 →なばな(菜花)

な-の-ふだ【籍・名籍】🔗🔉

な-の-ふだ 【籍・名籍】 〔名の文札(フミイタ)の意〕 名籍を記したもの。戸籍。なのふんだ。「年甫(ハジ)めて十余(アマリ),―に脱(モ)りて課(エツキ)に免(ノガ)るる者衆(オオ)し/日本書紀(欽明訓)」

なのめ【斜め】🔗🔉

なのめ 【斜め】 (形動ナリ) 〔「ななめ」と同源〕 (1)傾斜しているさま。傾いているさま。ななめ。[新撰字鏡] (2)目立たないさま。平凡なさま。普通。「わが為にも人のもどきあるまじく―にてこそよからめ/源氏(浮舟)」 (3)いいかげんなさま。おろそかにするさま。「世を―に書き流したることばのにくきこそ/枕草子 262」 (4)(「なのめならず」と同義で用いて)格別なさま。「あるじ―に喜びて/御伽草子・文正」

な-のり【名乗り・名告り】🔗🔉

な-のり [3][0] 【名乗り・名告り】 (名)スル (1)自分の氏名や身分などを告げること。「互いに―もせずに別れた」 (2)名前に用いる漢字の訓。 (3)戦場や警戒の厳重な場所,大内裏の宿直(トノイ)などで,一定の形式によって自分の姓名・家系・身分などを告げること。また,その声。「朝倉や木の丸殿に我が居れば…―をしつつ行くは誰/神楽歌」 (4)公家・武家の男子が元服の際,幼名にかえ,通称以外に加える名。幼名吉法師,通称三郎などに対する信長の類。 (5)(普通「名ノリ」と書く)能で,シテ・ワキなどが舞台に登場して最初に身分・姓名・人柄,登場の趣旨を述べる言葉。

なのり-がお【名乗り顔】🔗🔉

なのり-がお ―ガホ 【名乗り顔】 名乗りを上げているような顔つき・様子。今にも名乗りを上げそうな様子。「夕月夜黄昏時の郭公―なる声ぞ聞こゆる/万代集」

なのり-がみ【名乗紙】🔗🔉

なのり-がみ [3] 【名乗紙】 「記紙(キガミ)」に同じ。

なのり-ざ【名乗り座】🔗🔉

なのり-ざ 【名乗り座】 能舞台の,常座(ジヨウザ)の別名。

なのり-じ【名乗り字】🔗🔉

なのり-じ [3] 【名乗り字】 名乗り{(4)}に用いた漢字。また,名乗り{(4)}。

なのりそ🔗🔉

なのりそ 海藻アカモクなどの古名。和歌では「な告(ノ)りそ」の意にかけて用いられる。「しじに生ひたる―がなどかも妹に告らず来にけむ/万葉 509」

なのりそ-の🔗🔉

なのりそ-の (枕詞) 「己(オノ)が名惜しみ」にかかる。「深海松(フカミル)の見まく欲しけど―己が名惜しみ/万葉 946」

なのり・でる【名乗り出る】🔗🔉

なのり・でる [4] 【名乗り出る】 (動ダ下一) 自分からその当人であることを申し出る。「目撃者が―・でる」

な-の・る【名乗る・名告る】🔗🔉

な-の・る [2] 【名乗る・名告る】 (動ラ五[四]) (1)自分の名や身分を他人に向かって言う。「受付で―・る」「名を―・れ」 (2)自分がその当人であることを申し出る。「犯人が―・って出る」 (3)自分の名とする。「旧姓を―・る」「二代目を―・る」 (4)虫・鳥などが鳴き声を立てる。「蚊のほそごゑにわびしげに―・りて/枕草子 28」 (5)売り物の名を呼ぶ。「海老・鰯…―・りて過る事も明くれなり/鶉衣」 [可能] なのれる

な-の-ろく【名の禄】🔗🔉

な-の-ろく 【名の禄】 〔その品位によらず,号によることから〕 律令制で,妃・夫人・嬪(ヒン)に年一回二月に支給される季禄の別名。号禄。

なのはな【菜の花】(和英)🔗🔉

なのはな【菜の花】 rape blossoms.

なのり【名乗りをあげる】(和英)🔗🔉

なのり【名乗りをあげる】 announce[introduce]oneself;come out as a candidate (立候補の).

なのる【名乗る】(和英)🔗🔉

なのる【名乗る】 give one's name;introduce oneself.

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