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ペルーPeru🔗🔉

ペルー Peru 南アメリカの西部を占める共和国。太平洋に沿ってアンデス山脈が走り,銀・銅・石油などの鉱物資源が豊富。世界有数の水産国でアンチョビーの漁獲が多い。かつてのインカ帝国の中心地で,クスコなどの遺跡がある。1821年スペインから独立。住民はインディオとメスティソ。大部分がカトリック教徒。主要言語はスペイン語。首都リマ。面積129万平方キロメートル。人口二二四五万(1992)。正称,ペルー共和国。 〔「秘露」とも書く〕

ペルー-かいりゅう【―海流】🔗🔉

ペルー-かいりゅう ―リウ 【―海流】 南アメリカの西岸に沿って北上する寒流。プランクトンが豊富でアンチョビーの漁獲が多い。別名,フンボルト海流。

ペルー-バルサムPeru balsam🔗🔉

ペルー-バルサム [4] Peru balsam バルサムの一。南アメリカに産するマツ科の樹木(ペルー-バルサムの木)から得る樹脂。石鹸(セツケン)や皮膚病の薬,防腐剤を兼ねた香味料・香料に用いる。

ペルオキシソームperoxisome🔗🔉

ペルオキシソーム [6] peroxisome ⇒微小体(ビシヨウタイ)

ペルガモンPergamon🔗🔉

ペルガモン Pergamon トルコ西部,イズミルの北,現在のベルガマにあった古代都市。ペルガモン王国の首都となって以来,ヘレニズム文化が栄えた。

ペルゴレージGiovanni Battista Pergolesi🔗🔉

ペルゴレージ Giovanni Battista Pergolesi (1710-1736) イタリアの作曲家。幕間劇「奥様になった女中」は好評を博し,イタリアとフランスの音楽の優劣論争を招いた。

ペルシアPersia🔗🔉

ペルシア Persia ⇒ペルシャ

ペルシウスAulus Persius Flaccus🔗🔉

ペルシウス Aulus Persius Flaccus (34-62) 古代ローマの風刺詩人。紀元前二世紀のルキリウスに始まる風刺詩の伝統を継ぐ。ストア哲学の影響を強く受けた曖昧(アイマイ)で難解な六編の詩がある。

ペルシャPersia🔗🔉

ペルシャ Persia 〔ペルシアとも〕 (1)イランの旧称。イラン高原南西部の古代地方名パールサ(現在のファールス)に由来する。1935年,国号をイランと改めた。 〔「波斯」とも書く〕 (2) [1] ネコの一品種。アフガニスタン原産。イギリスなどヨーロッパで育種改良されたもの。体毛が長く豊富で,顔は横に四角ばり,胴と四肢は太く短く,体はどっしりしている。毛色は単色から縞模様まで一〇〇色以上が公認されている。 ペルシャ(2) [図]

ペルシャ-がわ【―革】🔗🔉

ペルシャ-がわ ―ガハ [4] 【―革】 ⇒ハルシャ革(ガワ)

ペルシャ-ご【―語】🔗🔉

ペルシャ-ご [0] 【―語】 〔Persian〕 イランの公用語。アフガニスタン・タジキスタン共和国にも広がる。インド-ヨーロッパ語族のイラン語派の中で最有力の言語。アラビア語の影響を強く受け,アラビア文字に基づく表記を行なっている。 →ペルシャ語[音声]

ペルシャ-せんそう【―戦争】🔗🔉

ペルシャ-せんそう ―サウ 【―戦争】 紀元前五世紀前半に断続的に行われたギリシャ諸都市とペルシャ帝国との戦争。ギリシャはペルシャの再三にわたる侵攻を退け,東方専制政治に対し自由・独立を守った。

ペルシャ-ていこく【―帝国】🔗🔉

ペルシャ-ていこく 【―帝国】 古代,全オリエントを支配したアケメネス朝治下の帝国。 →アケメネス朝

ペルシャ-ねこ【―猫】🔗🔉

ペルシャ-ねこ [5] 【―猫】 ⇒ペルシャ(2)

ペルシャ-わん【―湾】🔗🔉

ペルシャ-わん 【―湾】 アラビア半島とイランに囲まれた湾。ホルムズ海峡を経てインド洋に通じる公海。沿岸一帯と大陸棚は世界的な石油の産地。別称,アラビア湾。古称,緑海。

ペルシュロン(フランス) percheron🔗🔉

ペルシュロン [3] (フランス) percheron ウマの一品種。輓馬(バンバ)として用いられ,性質は従順。フランスのペルシュ地方原産。北海道の農馬を改良するために用いた。

ペルセウスPerseus🔗🔉

ペルセウス Perseus ギリシャ神話の英雄。ゼウスとダナエとの子。メドゥーサを退治し,その首を手にして帰る途中エチオピアに来て,海の怪物に人身御供にされていたアンドロメダを救って妻とした。

ペルセウス-ざ【―座】🔗🔉

ペルセウス-ざ [0] 【―座】 〔(ラテン) Perseus〕 一月上旬の宵に南中する星座。メドゥーサの首をひっさげるペルセウスに見たてる。食変光星の代表アルゴルを含む。

ペルセウス-ざ-りゅうせいぐん【―座流星群】🔗🔉

ペルセウス-ざ-りゅうせいぐん ―リウセイグン [9] 【―座流星群】 〔Perseids〕 ペルセウス座 γ 星付辺を中心として放射状に飛び出す流星群。毎年8月一二〜一三日頃を極大とする約一〇日間生じ,極大時には毎時約五〇個も出る。明るく,痕跡を残すものが多い。

ペルセフォネPersephon🔗🔉

ペルセフォネ Persephon ギリシャ神話の女神。ゼウスと穀物の女神デメテルとの娘。冥界の王ハデスにさらわれ,その妻となった。コレー(「娘」)とも称され,デメテルとともにエレウシスなどのギリシャ各地の秘教の崇神とされる。ペルセポネ。

ペルセポリスPersepolis🔗🔉

ペルセポリス Persepolis 〔ギリシャ語で「ペルシャの都市」の意〕 イラン中南部にあったアケメネス朝ペルシャの王都。紀元前六世紀ダレイオス一世が建設。アレクサンドロス大王の侵入で破壊。遺跡が発掘されている。

ペルソナ(ラテン) persona🔗🔉

ペルソナ [0][2] (ラテン) persona (1)キリスト教の三位一体論で,父と子と聖霊という三つの位格。本質(ウーシア)が唯一神の自己同一性をあらわすのに対して,個別性を強調する。ギリシャ語では,ヒュポスタシス。 (2)人。人格。人物。 (3)美術で,人体・人体像のこと。 (4)仮面。

ペルソナ-ノン-グラータ(ラテン) persona non grata🔗🔉

ペルソナ-ノン-グラータ [8] (ラテン) persona non grata 〔好ましくない人物の意〕 派遣された外交官が接受国にとって受け入れがたい場合,接受国が派遣国に特に理由を示さずその旨を通告する語。

ペルツMax Ferdinand Perutz🔗🔉

ペルツ Max Ferdinand Perutz (1914- ) オーストリア生まれのイギリスの分子生物学者。ヘモグロビンの三次元構造を明らかにし,分子構造の解明が生体機能の理解に重要であることを示した。

ペルティエJean Charles Athanase Peltier🔗🔉

ペルティエ Jean Charles Athanase Peltier (1785-1845) フランスの物理学者。ペルティエ効果を発見。大気の電荷と雲の形成の関係なども研究。

ペルティエ-こうか【―効果】🔗🔉

ペルティエ-こうか ―カウクワ [5] 【―効果】 二種類の金属を接合して直流を流すと,その電流の方向によって接合点で熱の吸収あるいは発生が起こる現象。電子冷凍などに応用される。

ペルテス-びょう【―病】🔗🔉

ペルテス-びょう ―ビヤウ [0] 【―病】 大腿骨(ダイタイコツ)骨頭の先端が壊死(エシ)におちいり,つぶされて扁平になる病気。跛行(ハコウ),疼痛を伴い,外転・回旋運動が障害される。ドイツの外科医ペルテス(G. C. Perthes 1869-1927)にちなむ名。

ペルトン-すいしゃ【―水車】🔗🔉

ペルトン-すいしゃ [5] 【―水車】 衝動水車の一種。1870年アメリカのペルトン(L. A. Pelton 1829-1908)が発明した発電用のもの。円板の周りに椀形の羽根を多数つけ,高速の水流で回転を得る。高落差で流量の少ない所で用いる。

ペルミPerm'🔗🔉

ペルミ Perm' ロシア連邦,ウラル山脈の西麓,ボルガ川の支流カマ川に臨む河港都市。製油・石油化学・機械などの工業が発達。

ペルム-き【―紀】🔗🔉

ペルム-き [3] 【―紀】 〔Permian period〕 ⇒二畳紀(ニジヨウキ)

ペルリPerry🔗🔉

ペルリ Perry ⇒ペリー(2)

ペルー(和英)🔗🔉

ペルー (Republic of) Peru.→英和 〜の(人) (a) Peruvian.→英和

ペルシア(和英)🔗🔉

ペルシア Persia.→英和 〜の(人) (a) Persian.→英和

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