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まで【詣で】🔗🔉

まで 【詣で】 動詞「まうづ(詣)」の連用形「まうで」の転。「あい宮の御もとに―給ひて/多武峰少将」

まで🔗🔉

まで (副助) 体言またはそれに準ずるもの,活用語の連体形,助詞などに接続する。 (1)場所や時間などに関して,動作・作用が至り及ぶ限度・到達点を示す。「東京からホノルル―飛行機で行く」「この事は後世―語り伝えられるであろう」「天飛ぶや鳥にもがもや都―送りまをして飛び帰るもの/万葉 876」 (2)動作・作用の至り及ぶ程度を表す。ほど。「あく―実験を続ける」「からだがへばって動けなくなる―頑張るつもりだ」「秋や来る露やまがふと思ふ―あるは涙の降るにぞありける/伊勢 16」 (3)事態の及ぶ範囲がある限界にまで達することを表す。さえ。「巷(チマタ)の風―寒く感じる」「子供に―笑われる」「あやしの法師ばら―喜びあへり/源氏(賢木)」 (4)それ以上には及ばず,それに限られる意を表す。…にすぎない。だけ。「合格したのは運がよかった―だ」「改めて言う―もないが,これは危険な仕事だ」「我は使―でこそあれ,罪のないと云ふ事は我は知らぬ者ぢやぞ/蒙求抄 7」 (5)文末にあって,終助詞的に用いられ,意味を強め確認する気持ちを表す。中世後期以降の用法。「とりあえず御礼の言葉―」「これは念のため言っておく―」「ああ,ほんにどこでやら落してのけた。誰ぞ拾(ヒロ)たか知らん―/浄瑠璃・天の網島(中)」 〔上代東国方言ではカ変動詞には終止形に付く。「難波道を行きて来(ク)―と我妹子(ワギモコ)が付けし紐(ヒモ)が緒(オ)絶えにけるかも/万葉 4404」〕 →までに →までも

まで-い🔗🔉

まで-い (連語) 〔副助詞「まで」に終助詞「い」の付いたもの。中世末期から近世へかけての語〕 文末にあって,強意を言い表す。「おもてに案内がある。たれぢやしらぬ―。いえ,作兵衛ようおりやつた/狂言記・吟聟」

マディソンJames Madison🔗🔉

マディソン James Madison (1751-1836) アメリカの政治家。政教分離を確立,連邦憲法制定を推進し草案作成の中心となる。1809年に第四代大統領となりイギリスとの戦争を指導。

マディソン-がい【―街】🔗🔉

マディソン-がい 【―街】 〔Madison〕 ニューヨーク市のマンハッタン区を南北に通じる街路。広告業が集中する。

マデイラ-しゅ【―酒】🔗🔉

マデイラ-しゅ [4] 【―酒】 〔Madeira〕 モロッコの沖合,大西洋上にあるポルトガル領マデイラ島で作られる甘口のワイン。

まで・く【詣で来】🔗🔉

まで・く 【詣で来】 (動カ変) 「もうでく」に同じ。「必ず生くべうも覚えず侍れば,―・きつるぞ/栄花(見はてぬ夢)」

まで-に🔗🔉

まで-に (連語) 〔副助詞「まで」に格助詞「に」の付いたもの〕 (1)事態の程度を表す。ほどに。「敵陣を完膚なき―粉砕する」「あさぼらけありあけの月とみる―よしののさとに降れる白雪/古今(冬)」 (2)事態がそれに限られることを表す。…にすぎない。「ほんのお見舞いのしるし―持ってまいりました」「一言御挨拶―申し上げました」 (3)事態の及ぶ限度,及んだ結果を表す。「その費用は総額五億円―達した」「あるじしののしりて,郎等―ものかづけたり/土左」 (4)事態の存在する範囲や実現する期限を表す。…までの間に。「原稿が全部出来上がる―は,まだ少し時間がかかる」「船に乗りし日より今日―二日あまり五日になりにけり/土左」 (5)ある事態の至り及ぶ時間的・空間的限界を表す。「ありつつも君をば待たむうちなびく我が黒髪に霜の置く―/万葉 87」

までのこうじ【万里小路】🔗🔉

までのこうじ マデノコウヂ 【万里小路】 京都市を南北にはしる柳馬場(ヤナギノバンバ)通りの古称。

までのこうじ-のぶふさ【万里小路宣房】🔗🔉

までのこうじ-のぶふさ マデノコウヂ― 【万里小路宣房】 藤原(フジワラノ)宣房の別名。

までのこうじ-ふじふさ【万里小路藤房】🔗🔉

までのこうじ-ふじふさ マデノコウヂフヂフサ 【万里小路藤房】 藤原藤房の別名。

まで-も🔗🔉

まで-も (連語) 〔副助詞「まで」に係助詞「も」の付いたもの〕 (1)下に打ち消しの語を伴って,それには及ばないという意を表す。当然の事態であることについていう。「彼のことはおっしゃる―なく,皆よく存じています」「こんな事はわざわざ書く―ないことだが」「はかばかしき事は片端も学び知り侍らねば,尋ね申す―なし/徒然 135」 (2)活用語の連体形に付き,接続助詞のように用いられて,逆接の仮定条件を表す。…にしても。(ア)打ち消しの語を伴う場合。「うそとは言わない―,きわめて疑わしい」「月を見て荒れたる宿にながむとは見に来ぬ―誰に告げよと/和泉式部日記」(イ)打ち消しの語を伴わない場合。近世江戸語以降の用法。「仮令(タトイ)遅くなつて旦那に叱られる―,是を見ないでは帰られない/人情本・いろは文庫」 (3)事態の至り及ぶ限界を示す。「も」によって「まで」の意味が強められる。「後瀬山後も逢はむと思へこそ死ぬべきものを今日―生けれ/万葉 739」「さりぬべき物やあると,いづく―求め給へ/徒然 215」 〔(3)が本来の用法〕

マデロFrancisco Indalecio Madero🔗🔉

マデロ Francisco Indalecio Madero (1873-1913) メキシコの政治家。1910年,武装蜂起を呼びかけ,メキシコ革命の端緒を開く。翌年,大統領となるが,暗殺された。

ま-てん【魔天】🔗🔉

ま-てん [0][1] 【魔天】 〔仏〕 悪魔の天神。普通,欲界の頂上におり,他化(タケ)自在天をいう。

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