せり-あい ―アヒ [0] 【競(り)合い】 （１）せりあうこと。競争。「ゴール直前の―」「―に勝つ」 （２）口論すること。小ぜりあい。「―は無用，此源蔵に任せておけ/浄瑠璃・吉野都女楠」

せり-あ・う ―アフ [3][0] 【競(り)合う】 （動ワ五［ハ四］） （１）実力が伯仲した者どうしが互いに負けまいとして激しく争う。「優勝をかけて―・う」 （２）口論する。小ぜりあいする。「其口が猶憎いと，―・ふ中へ/浄瑠璃・夏祭」 [可能] せりあえる

せり-あが・る [0][4] 【迫り上(が)る】 （動ラ五［四］） （１）下から上へすこしずつ上がってゆく。「舞台が―・る」 （２）周囲よりも高くつきでる。「前樅沢岳は…高く―・つてゐる/日本北アルプス縦断記（烏水）」

せり-あげ [0] 【迫り上げ】 「迫り出し」に同じ。

せり-あ・げる [0][4] 【迫り上げる】 （動ガ下一）[文]ガ下二 せりあ・ぐ 下から上へ，徐々に押し上げる。「舞台の中央に―・げる」

せり-あ・げる [0][4] 【競(り)上げる】 （動ガ下一）[文]ガ下二 せりあ・ぐ 競り売りで，競って値段を高くしてゆく。「値を―・げる」

セリアル cereal ⇒シリアル

せりあい【競り合い】 competition.→英和 競り合う compete;→英和 bid against each other (値段を).