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ふ-じ【不二】🔗🔉

ふ-じ [1] 【不二】 □一□ (1)二つとないこと。無二。「この不同―の乾坤(ケンコン)を建立し得るの点に於て/草枕(漱石)」 (2)二つでなくて,同一であること。等しいこと。「塵体の―に達し,滴心の如一を覚るは/性霊集」 (3)手紙の末尾に記して,十分に意を尽くさないという意を表す語。ふに。 →ふに(不二) □二□富士山のこと。

ふじ-ぎぬ【富士絹・不二絹】🔗🔉

ふじ-ぎぬ [0][3] 【富士絹・不二絹】 〔明治末期,富士瓦斯(ガス)紡績会社が創製したことから〕 紡織絹糸を用いて羽二重に似せて織った絹織物。

ふ-に【不二】🔗🔉

ふ-に [1] 【不二】 〔仏〕 二でないこと。相対的でないこと。日常的,世間的,人間的な認識では相対立して現れる事柄が,仏教の高度な理解においては統一して捉えられること。また,そのような認識。「―の法門」「凡聖―」

ふに-いちげんろん【不二一元論】🔗🔉

ふに-いちげんろん [1]-[3] 【不二一元論】 〔梵 Advaita〕 インド哲学のベーダーンタ学派の主流をなす思想。代表的思想家はシャンカラ。個々の現象と普遍的原理の同一性を強調する。

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