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いか-な【如何な】🔗⭐🔉
いか-な [2] 【如何な】
■一■ (連体)
どのような。どんな。「―ことでも」「―人でもかなうまい」
■二■ (副)
(あとに打ち消しを伴って)どうしても。いっかな。「捩つても,廻しても,―上へは動(ユル)ぎもせぬ/多情多恨(紅葉)」「『当りはせまい』『―,側へも参りますまい』/狂言・八幡の前(鷺流)」
いかな=いかな🔗⭐🔉
――いかな
(1)なんのなんの。なんのこれぐらい。「夜盗なんど―おそるる事なし/浮世草子・御前義経記」
(2)(相手の言葉を強く否定して)どうしてどうして。とんでもない。「―おのおのの御合力は受けまじ/浮世草子・置土産 2」
いかな=こと🔗⭐🔉
――こと
どうした事だ。あきれたことだ。「是は―,…おもひもよらぬ事で御ざる/狂言・二人袴」
いか-な・り【如何なり】🔗⭐🔉
いか-な・り 【如何なり】 (動ラ変)
〔「いかにあり」から〕
どうである。どのようである。「空言(ムナコト)を―・りと言ひて君をし待たむ/万葉 2466」
いか-なる【如何なる】🔗⭐🔉
いか-なる [2] 【如何なる】 (連体)
どのような。どんな。「―困難があろうとも」「―ときにも笑いを絶やさない」
いかなるほしのもとに【如何なる星の下に】🔗⭐🔉
いかなるほしのもとに 【如何なる星の下に】
長編小説。高見順作。1939年(昭和14)「文芸」に連載。浅草を舞台とした踊り子や芸人などの世界に,戦時下の庶民の哀感を風俗詩風に描く。
いっか-な【如何な】🔗⭐🔉
いっか-な [0] 【如何な】
〔「いかな」の促音添加〕
■一■ (副)
(あとに打ち消しの語を伴って)全然。決して。「―聞き入れない」「―白状しない」
■二■ (連体)
どんな。いかなる。「是は―王様も,迷ひ給ふも道理ぢや/浄瑠璃・八花形」
どうな-と【如何なと】🔗⭐🔉
どうな-と [1] 【如何なと】 (副)
どのようにも。どうなりと。「突くなと―勝手にしろ」
どうなり-と【如何なりと】🔗⭐🔉
どうなり-と [1] 【如何なりと】 (副)
どのようにも。どうとも。どうなりとも。多く命令文で用いる。「―なれ」「―好きなようにしなさい」
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