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さ-よう【左様・然様】🔗🔉

さ-よう ―ヤウ [0] 【左様・然様】 ■一■ (形動)[文]ナリ 前の内容を受けて,「そのような」「そのとおりの」の意に用いる。「―なことは存じません」「―なる人になりては,ドメニカが許には居られぬにや/即興詩人(鴎外)」 ■二■ (感) (1)相手の話を肯定するときに用いる。そうだ。そのとおり。「―,私が致しました」 (2)物を思い出したりしたときに用いる。そうそう。そういえば。「―,あれは私が八歳の時のことでした」

さよう=然(シカ)らば🔗🔉

――然(シカ)らば 〔「さよう」と受けて,「しからば」と切り出す,武士などが挨拶(アイサツ)に用いた言葉から〕 そうであるならば。それならば。「―顔を洗つて出直しませうかな/吾輩は猫である(漱石)」

さよう-なら【左様なら】🔗🔉

さよう-なら ―ヤウ― 【左様なら】 〔「さようならば」の意〕 ■一■ [4][5] (感) 別れるときの挨拶(アイサツ)の言葉。さよなら。 ■二■ [4] (接続) それなら。「―のちに来ませず/滑稽本・膝栗毛 4」

ひだり-ざま【左様】🔗🔉

ひだり-ざま 【左様】 (名・形動ナリ) 正しい道に反する・こと(さま)。左道(サドウ)。「―なることを伊勢や日向のといひならはしたるなり/伊勢物語知顕抄」

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