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さ-こん【左近】🔗🔉

さ-こん [1] 【左近】 (1)「左近衛府(サコンエフ)」の略。 ⇔右近 →左近衛(サコンエ) (2)「左近の桜」の略。「春―夏は右近が匂ふ也/柳多留 28」

さこん-の-さくら【左近の桜】🔗🔉

さこん-の-さくら 【左近の桜】 紫宸殿(シシンデン)の階段の下,東方に植えられている桜。左近衛府の武官がこの桜から南に列したことからいう。南殿(ナデン)の桜。 →右近(ウコン)の橘(タチバナ) →内裏

さこん-の-しょうげん【左近将監】🔗🔉

さこん-の-しょうげん ―シヤウゲン 【左近将監】 ⇒左近衛将監(サコンエノシヨウゲン)

さこん-の-じん【左近の陣】🔗🔉

さこん-の-じん ―ヂン 【左近の陣】 平安時代,紫宸殿(シシンデン)で儀式のあるとき,左近衛府の将官が座を占めた所。紫宸殿の東南,日華門にあった。左近の陣の座。左仗。

さこん-の-たいふ【左近大夫】🔗🔉

さこん-の-たいふ 【左近大夫】 左近衛将監で官位が五位の者。

さこん-の-つかさ【左近司】🔗🔉

さこん-の-つかさ 【左近司】 ⇒左近衛府(サコンエフ)

さこん-の-ばば【左近の馬場】🔗🔉

さこん-の-ばば 【左近の馬場】 平安時代以後,左近衛府の管轄する馬場。京都の一条西洞院にあった。さこんのうまば。

さ-こんえ【左近衛】🔗🔉

さ-こんえ ―コン [2] 【左近衛】 「左近衛府」の略。

さこんえ-の-しょうげん【左近衛将監】🔗🔉

さこんえ-の-しょうげん ―コン―シヤウゲン 【左近衛将監】 左近衛府の三等官。従六位上相当。定員四名。さこんのじょう。さこんのしょうげん。

さこんえ-の-しょうしょう【左近衛少将】🔗🔉

さこんえ-の-しょうしょう ―コン―セウシヤウ 【左近衛少将】 左近衛府の次官。正五位下相当。定員二名。左少将。

さこんえ-の-しょうそう【左近衛将曹】🔗🔉

さこんえ-の-しょうそう ―コン―シヤウサウ 【左近衛将曹】 左近衛府の主典(サカン)(=四等官)。従七位下相当。定員四名。

さこんえ-の-だいしょう【左近衛大将】🔗🔉

さこんえ-の-だいしょう ―コン―ダイシヤウ 【左近衛大将】 左近衛府の長官。従三位相当。多くは大臣や納言(ナゴン)が兼任した。左近大将。左大将。

さこんえ-の-ちゅうじょう【左近衛中将】🔗🔉

さこんえ-の-ちゅうじょう ―コン―チユウジヤウ 【左近衛中将】 左近衛府の次官。従四位下相当。定員一名。のちに四名となる。三位でなる人を三位中将,参議で兼ねる人を宰相中将という。左近中将。

さこんえ-ふ【左近衛府】🔗🔉

さこんえ-ふ ―コン― [4] 【左近衛府】 近衛府の一。左近司。左近衛。左近。 →大内裏

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