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お-さき【御先】🔗🔉

お-さき [0] 【御先】 (1)相手を敬って「先」を丁寧にいう語。「どうぞ―にお召し上がり下さい」「私は―へ御飯戴きます/金色夜叉(紅葉)」 〔明治時代までは「お先へ」の形が用いられた〕 (2)(「お先に・お先に失礼します」の形で)相手よりも先に物事を行う時にいう挨拶のことば。「―,と言って帰る」 (3)将来。先。 (4)人を手先に使うこと。また,人に利用される者。「―に許り遣はれて/洒落本・南閨雑話」

おさき-ぎつね【御先狐】🔗🔉

おさき-ぎつね [4] 【御先狐】 ⇒尾裂(オサ)き狐(ギツネ)

おさき-タバコ【御先―】🔗🔉

おさき-タバコ [4] 【御先―】 主人が客にもてなしに出すタバコ。「しやあしやあと,―にわしが煙草をいくら呑んだか知れませぬ/歌舞伎・小袖曾我」

おさき-ばしり【御先走り】🔗🔉

おさき-ばしり [4] 【御先走り】 他人より先に軽はずみに行動すること。また,その人。おさきっぱしり。

おさき-まっくら【御先真っ暗】🔗🔉

おさき-まっくら [6] 【御先真っ暗】 (形動) 将来の見通しが全くつかないこと。将来に希望が見出せないこと。「不況で経済界は―だ」

おさき-もの【御先者】🔗🔉

おさき-もの 【御先者】 人の手先に使われる者。また,人の先に立って騒ぐ軽率な人。「燃木に火をさす―/滑稽本・浮世風呂 4」

お-さきぼう【御先棒】🔗🔉

お-さきぼう ―サキバウ [0] 【御先棒】 ⇒先棒(サキボウ)

おさきぼう=をかつ・ぐ🔗🔉

――をかつ・ぐ 軽々しく人の手先となって動く。

おさきぼう-かつぎ【御先棒担ぎ】🔗🔉

おさきぼう-かつぎ ―サキバウ― [6] 【御先棒担ぎ】 ⇒先棒担(サキボウカツ)ぎ

み-さき【御先・御前】🔗🔉

み-さき 【御先・御前】 (1)貴人の外出の際などの先導をすること。先払い。前駆(ゼンク)。「―の松明(マツ)ほのかにて,いと忍びていで給ふ/源氏(夕顔)」 (2)神が,使者としてつかわす動物。御先物。

みさき-おい【御先追ひ・警蹕】🔗🔉

みさき-おい ―オヒ 【御先追ひ・警蹕】 天皇・神体などの行列の前駆。「―既に動きぬ/日本書紀(天武下訓)」

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