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はなち【放ち】🔗🔉

はなち [3] 【放ち】 〔動詞「はなつ(放)」の連用形から〕 放つこと。また,放たれたもの。「蒼生とは,民のもとどり―にしている,髪のあをいを云ぞ/中華若木詩抄」

はなち-いで【放ち出】🔗🔉

はなち-いで 【放ち出】 寝殿造りで,寝殿・対の屋などから張り出して造った建物。また,庇(ヒサシ)の間を几帳や障子・衝立(ツイタテ)などで仕切って設けた部屋。はなちで。「寝殿の―の,又一間なる所の,落窪なる所の二間なるになむ住ませ給ひける/落窪 1」

はなち-がき【放ち書き】🔗🔉

はなち-がき [0] 【放ち書き】 (1)語と語,または文節と文節との間をあけて書く書き方。わかちがき。 (2)一字一字離して書く書き方。また,幼稚な書き方をいう。「その次に男手―に書きて/宇津保(国譲上)」 →単体

はなち-こじ【放ち巾子】🔗🔉

はなち-こじ 【放ち巾子】 「抜き巾子」に同じ。

はなち-じょう【放ち状】🔗🔉

はなち-じょう ―ジヤウ 【放ち状】 中世,所領などを譲渡するとき,相手に書いて渡した証文。

はなち-で【放ち出】🔗🔉

はなち-で 【放ち出】 ⇒はなちいで(放出)

はなち-どり【放ち鳥】🔗🔉

はなち-どり 【放ち鳥】 (1)(風切り羽を切るなど飛べないようにして)放し飼いにしてある鳥。「島の宮勾(マガリ)の池の―/万葉 170」 (2)追善のために鳥を籠から放してやること。また,その鳥。「とくかすめとくとくかすめ―/おらが春」

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