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かきつばた【杜若・燕子花】🔗⭐🔉
かきつばた 【杜若・燕子花】
■一■ [3] (名)
〔古くは「かきつはた」〕
(1)アヤメ科の多年草。湿地に生える。ハナショウブに似るが葉は幅が広く,中脈は発達しない。高さ約70センチメートル。初夏,茎頂の苞の間に三個内外の濃青色・白色・斑入りなどの花を開く。かいつばた。かおよばな。[季]夏。《―似たりや似たり水の影/芭蕉》
(2)襲(カサネ)の色目の名。表は二藍(フタアイ),裏は萌黄(モエギ)。または,表は薄萌黄,裏は薄紅梅。陰暦四月に用いる。
(3)家紋の一。{(1)}の花と葉を図案化したもの。主に,公家の紋。
■二■ (枕詞)
「丹(ニ)つらふ」「佐紀」(地名)などにかかる。「―につらふ妹はいかにかあるらむ/万葉 1986」「―佐紀沢に生ふる菅の根の/万葉 3052」
杜若■一■(1)
[図]

かきつばた【杜若】🔗⭐🔉
かきつばた 【杜若】
能の一。三番目物。三河の八つ橋で旅僧の前に杜若の精が現れ,業平(ナリヒラ)の詠歌の力で成仏したことや,業平東下りの物語を語り,舞を舞う。
と-じゃく【杜若】🔗⭐🔉
と-じゃく [1] 【杜若】
ヤブミョウガの漢名。誤ってカキツバタの漢名ともされる。
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