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かん-じょう【灌頂】🔗🔉

かん-じょう クワンヂヤウ [0] 【灌頂】 〔梵 abhieka; abhiecana の訳。古くインドで,国王の即位,または立太子の際,頭頂に水を注いだ儀式から転じたもの〕 (1)〔仏〕(ア)菩薩が最終の位にはいる時,仏が智慧の水を注ぐこと。(イ)密教の儀式。伝法・授戒・結縁などのとき,香水(コウズイ)を受者の頭に注ぐこと。(ウ)墓参りなどのとき,墓に閼伽(アカ)の水を注ぎかけること。 (2)雅楽・謡物(ウタイモノ)・和歌などで秘曲や秘事を伝授すること。

かんじょう-だいほうおうじ【灌頂大法王子】🔗🔉

かんじょう-だいほうおうじ クワンヂヤウダイホフワウジ 【灌頂大法王子】 〔仏〕 灌頂を受けた菩薩の尊称。

かんじょう-だん【灌頂壇】🔗🔉

かんじょう-だん クワンヂヤウ― [3] 【灌頂壇】 灌頂を行うために設ける壇。

かんじょう-どう【灌頂堂】🔗🔉

かんじょう-どう クワンヂヤウダウ [0] 【灌頂堂】 灌頂を行う堂。

かんじょう-の-ごしょ【灌頂の御所】🔗🔉

かんじょう-の-ごしょ クワンヂヤウ― 【灌頂の御所】 昔,宮中で天皇の安全を祈祷(キトウ)し,また秘法を行なった真言道場。灌頂道場。

かんじょう-の-し【灌頂の師】🔗🔉

かんじょう-の-し クワンヂヤウ― 【灌頂の師】 真言宗で,伝法灌頂を受け,他人に灌頂を授ける資格を有する阿闍梨(アジヤリ)。灌頂大阿闍梨。

かんじょう-ばん【灌頂幡】🔗🔉

かんじょう-ばん クワンヂヤウ― [3] 【灌頂幡】 仏具の一。元来灌頂の儀式に用いたもの。長く垂らした細長い幡(ハタ)。金銅や布などで作る。一説に,幡の端が人の頭に触れるのが灌頂に似ることからともいう。灌頂のはた。

かん-ちょう【灌頂】🔗🔉

かん-ちょう クワンチヤウ 【灌頂】 ⇒かんじょう(灌頂)

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