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むみょう-い【無名異】🔗🔉

むみょう-い ムミヤウ― [2] 【無名異】 (1)新潟県佐渡に産する硫化鉄を含む赤茶色の粘土。焼き物に用いる。 (2)マンガンや鉄の酸化物を含んだ鉱物。薬用に用いた。 (3)呉須(ゴス)の異名。

むみょうい-やき【無名異焼】🔗🔉

むみょうい-やき ムミヤウ― 【無名異焼】 佐渡,相川町で焼かれる朱泥の陶器。1819年(文政2)伊藤甚兵衛が無名異{(1)}を陶土に混ぜて焼いたことに始まるという。

むみょうえん【無名円】🔗🔉

むみょうえん ムミヤウン [2] 【無名円】 江戸時代,打ち身や傷に用いた薬の名。「き薬屋駈けて来たのは―/柳多留 3」

むみょうしょう【無名抄】🔗🔉

むみょうしょう ムミヤウセウ 【無名抄】 歌論書。二巻。鴨長明著。1212年頃成立。和歌に関する故実,歌人の逸話,詠歌心得などを随筆風に述べたもの。長明の歌論や当時の歌壇の趨勢などを知る好資料。無名秘抄。長明和歌物語。長明記。

むみょうぞうし【無名草子】🔗🔉

むみょうぞうし ムミヤウザウシ 【無名草子】 評論。一巻。藤原俊成あるいは俊成女(ムスメ)作とされるが未詳。1196〜1202年頃の成立。最古の物語評論。王朝の女性,歌集などの批評も含み,特に源氏物語について詳しい。散佚(サンイツ)した物語の研究資料としても重要。建久物語。無名物語。

む-めい【無名】🔗🔉

む-めい [0] 【無名】 (1)名前がないこと。名前のわからないこと。名前を記していないこと。「―の花」「―戦士の墓」 (2)名前が世間に広く知られていないこと。有名でないこと。 ⇔有名 「―の作家」 (3)名義・名分の立たないこと。「渠(カレ)にあつては―の師(=大義ノナイ出兵)であるが此方では義戦である/社会百面相(魯庵)」

むめい-けいやく【無名契約】🔗🔉

むめい-けいやく [4] 【無名契約】 ⇒非典型契約(ヒテンケイケイヤク)

むめい-し【無名氏】🔗🔉

むめい-し [2] 【無名氏】 (1)名前のわからない人。名前の書いていない人。失名氏。「―の投書」 (2)有名でない人。「―の作品」

むめい-し【無名指】🔗🔉

むめい-し [2] 【無名指】 くすりゆび。

むめい-すう【無名数】🔗🔉

むめい-すう [2] 【無名数】 単位をつけない数。不名数。 ⇔名数

むめい【無名の】(和英)🔗🔉

むめい【無名の】 (1)[名のない]nameless;anonymous (匿名の).→英和 (2)[名の知れぬ]unknown;→英和 obscure.→英和 ‖無名戦士 an unknown soldier.無名戦士の墓 the Tomb of the Unknown.

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