複数辞典一括検索+![]()
![]()
む-じょう【無常】🔗⭐🔉
む-じょう ―ジヤウ [0] 【無常】 (名・形動)[文]ナリ
(1)〔仏〕 万物は生滅流転し,永遠に変わらないものは一つもないということ。
⇔常住
「諸行―」
(2)人の世の変わりやすいこと。命のはかないこと。また,そのさま。「―な世の中」
(3)人間の死。「―の来る事は,水火の攻むるよりも速に逃れがたきものを/徒然 59」
むじょう-かん【無常観】🔗⭐🔉
むじょう-かん ―ジヤウクワン [2] 【無常観】
一切のものは無常であると観ずる境地。
むじょう-こう【無常講】🔗⭐🔉
むじょう-こう ―ジヤウカウ [0] 【無常講】
講の一種。掛け金を講中に死者があった際の葬儀費用にあてるもの。「よくきけば死ぬるをいそぐ―/新増犬筑波」
むじょう-じんそく【無常迅速】🔗⭐🔉
むじょう-じんそく ―ジヤウ― [0] 【無常迅速】
〔仏〕 人の世の移り変わりが非常に速いこと。死が早く来ること。
むじょう-の-かぜ【無常の風】🔗⭐🔉
むじょう-の-かぜ ―ジヤウ― 【無常の風】
人の命を奪い去る無常を,花を吹き散らす風にたとえていう語。「―に誘はれ,ただいま冥途へ赴く/狂言・朝比奈」
むじょう-の-かたき【無常の敵】🔗⭐🔉
むじょう-の-かたき ―ジヤウ― 【無常の敵】
無常という敵。死のこと。「しづかなる山の奥,―競ひ来らざらんや/徒然 137」
むじょう-もん【無常門】🔗⭐🔉
むじょう-もん ―ジヤウ― [2] 【無常門】
葬礼の際だけに使う門。江戸時代,大名の屋敷に設けて平常は閉ざしてあった。
むじょうということ【無常といふ事】🔗⭐🔉
むじょうということ ムジヤウトイフコト 【無常といふ事】
評論集。小林秀雄著。1946年(昭和21)刊。歴史の公式的解釈を拒否して,直覚的・悟達的な古典論を収める。
むじょう【無常】(和英)🔗⭐🔉
大辞林に「無常」で始まるの検索結果 1-9。