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む‐じょう【無常】‥ジヤウ🔗⭐🔉
む‐じょう【無常】‥ジヤウ
①〔仏〕一切の物は生滅・変化して常住でないこと。方丈記「その、主と栖と、―を争ふさま」。「諸行―」
②人生のはかないこと。
③人の死去。徒然草「―の身に迫りぬる事を心にひしとかけて」
⇒むじょう‐かぜ【無常風】
⇒むじょう‐かん【無常観】
⇒むじょう‐ぎ【無常気】
⇒むじょう‐こう【無常講】
⇒むじょう‐ごころ【無常心】
⇒むじょう‐しょ【無常所】
⇒むじょう‐じんそく【無常迅速】
⇒むじょう‐ちょう【無常鳥】
⇒むじょう‐ど【無常人】
⇒むじょう‐の‐かぜ【無常の風】
⇒むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】
⇒むじょう‐ばなし【無常咄】
⇒むじょう‐もん【無常門】
⇒むじょう‐やすみ【無常休み】
むじょう‐かぜ【無常風】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐かぜ【無常風】‥ジヤウ‥
(→)「無常の風」に同じ。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐かん【無常観】‥ジヤウクワン🔗⭐🔉
むじょう‐かん【無常観】‥ジヤウクワン
一切のものは無常であるとする観想。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ぎ【無常気】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ぎ【無常気】‥ジヤウ‥
(→)無常心に同じ。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「ただ―でをかしうない」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐こう【無常講】‥ジヤウカウ🔗⭐🔉
むじょう‐こう【無常講】‥ジヤウカウ
講中に死人のあった場合に、葬儀の費用にあてるための講。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ごころ【無常心】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ごころ【無常心】‥ジヤウ‥
無常を感ずる心。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「浮世の頼み涙にくれ、―や入相の鐘物凄く」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐しょ【無常所】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐しょ【無常所】‥ジヤウ‥
墓場。墓地。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐じんそく【無常迅速】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐じんそく【無常迅速】‥ジヤウ‥
人の世の移り変りがきわめて早いこと。歳月は人を待たず、人の死の早く来ること。正法眼蔵随聞記2「―也、生死事大也、暫く存命の間」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ちょう【無常鳥】‥ジヤウテウ🔗⭐🔉
むじょう‐ちょう【無常鳥】‥ジヤウテウ
冥途めいどにいるという鳥。ホトトギスの異称という。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ど【無常人】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ど【無常人】‥ジヤウ‥
墓の穴掘人。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐の‐かぜ【無常の風】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐の‐かぜ【無常の風】‥ジヤウ‥
風が花を散らすように、無常が人の命を奪い去ること。日葡辞書「ムジャウノカゼニサソワルル」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】‥ジヤウ‥
死をたとえていう。日葡辞書「ムジャウノセッキニヲッタテ(追立)ラレントキ」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ばなし【無常咄】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ばなし【無常咄】‥ジヤウ‥
仏教の信仰に関したはなし。好色一代男5「碁のお相手になり、笙を吹き、―・内証事」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐もん【無常門】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐もん【無常門】‥ジヤウ‥
葬礼の時だけに使う門。大名屋敷には必ずあって、ふだんは閉ざされていた。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐やすみ【無常休み】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐やすみ【無常休み】‥ジヤウ‥
越後地方で、葬式のある日、村内一般が休業することをいう。
⇒む‐じょう【無常】
広辞苑に「無常」で始まるの検索結果 1-15。