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ちょう【牒】🔗🔉

ちょう テフ [1] 【牒】 (1)文書を書きしるした薄い木の札。簡札。 (2)律令制の公文書の一様式。主典(サカン)以上の官人から官司に上申する文書。また,寺社など官司でない所と官司との間の文書や直属関係にない官司の間の文書などにも広く用いられた。

ちょう-じょう【牒状】🔗🔉

ちょう-じょう テフジヤウ [0] 【牒状】 (1)まわしぶみ。回状。「一味同心に僉議して,山へも奈良へも―をこそおくりけれ/平家 4」 (2)訴訟の内容を書いた書状。訴状。

ちょう・ず【牒ず】🔗🔉

ちょう・ず テフ― 【牒ず】 (動サ変) 回状をまわす。「東坂本の敵を一人も余さず湖水に追つぱめて滅ぼし候ふべしとぞ―・ぜられける/太平記 17」

ちょう-そう【牒送・牒奏】🔗🔉

ちょう-そう テフ― 【牒送・牒奏】 牒状を送って知らせること。通牒。「―のところに,などかくみせざるべき/平家 4」

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