や-はず [0] 【矢筈】 （１）矢の一端の弦にかける部分。 （２）文様の一。{（１）}をかたどったもの。 （３）掛軸をかける道具。先端が二股になった細い竹の棒。 矢筈（２） [図]

――をと・る 矢を弓につがえて射る構えを取る。

やはず-えんどう ―ン― [4] 【矢筈豌豆】 カラスノエンドウの別名。

やはず-そう ―サウ [0] 【矢筈草】 マメ科の一年草。日当たりのよい道端に多い。茎はよく分枝して高さ約20センチメートルになる。葉は三出複葉。小葉は広卵形で，先を引っ張ると側脈に沿って切れ矢筈形となる。夏から秋，帯紅紫色の小花をつける。

やはず-はぎ [0] 【矢筈矧】 板の接ぎ合わせ方の一。矢筈形に切った材どうしをはぐもの。

やはず-もち [3] 【矢筈餅】 具足の祝いに用いた矢筈の形にした餅。

やはず【矢筈】 the nock (of an arrow).→英和